北の窓から(芦田っち)

PC関連と私的雑感のブログ。
2015年7月10日、カッコ内に名前を加えました。昔の友だちに気付いてほしくて・・・

マイクロソフト 2013・・・ Office と Visual Studio:改悪と改良

2014-02-14 01:56:34 | 北窓舎
使っているMS製品で "2013" が付いているのは Office 2013 と Visual Studio 2013。

Visual Studio(以下 VS)2013 は機能も強化され、数年来使っていた 2010 と比べても満足している。
でも Office(以下 OF)2013 についてはポイントを与えられない。
OF 2010 のほうが好きだ。

VS も OF も使い始めて日が浅い。
ひと月にもならないので第一印象だとお断りしなければならないが・・・

VS 2013 はわずかな時間でもその良さが分かった。
VS 2010 で出来なかったことができるようになったのだから、明らかにグレードアップ。

それに比べ OF 2013 はどうだろう。
使っているのは Excel だけだが、「図形の書式設定」が確実に悪くなった。

OF 2010 では、「図形の書式設定」と「セルの書式設定」は似かよったインターフェイス。
どちらもダイアログが開いてそこで各種の設定ができる。
  

OF 2013 でも「セルの書式設定」は 2010 と同じようにダイアログが開く。
  

が、「図形の書式設定」はワークシートの右側にドックしてしまう。
フローティングなダイアログではないので邪魔。
使えるワークシートの幅が狭くなる。
しかも一覧性に欠けるため設定の選択に手間がかかる。
  

OF 2010 だと別ウィンドウで(フロート可能で)「図形の書式設定」が開く。
Excel で説明書などを作ることも多く、図形を多用する時は 2010 の方が使いやすい。
  

Windows 8 のモダンUIのように、
ウィンドウフレームが無くなり、見え方がフラットになった 2013 には少しずつ慣れてきたが、
一覧性の低下・操作性の低下はとても辛い。

Windows といい、アプリケーションといい、
なぜMSはひと世代ごとに改良・改悪の波を繰り返すのだろう・・・

【2015-09-20 追記】
  「図形の書式設定」はフローティング可能だった。
  タイトルバー相当(「図形の書式設定」と書かれた部分)をドラッグすると
  任意の場所に移動できた。
  Excel のウィンドウの外に出して表示することができる。

  Excel のウィンドウの中に固定化したければ、
  タイトルバー相当の部分を Excel ウィンドウの右側にゆっくり移動させると
  ウィンドウ右枠線の上に来たあたりでウィンドウ右側に固定化する。



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6 コメント

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回顧談 (北窓舎のオヤヂ)
2015-09-28 17:03:19
冬野さん、しつこくてすみません m(__)m。
昔のことが書かれていたのでつい反応してしまいますう・・・

MultiPlan、N5200 の LANPLAN・・・使える環境はあったのですが、その良さに気付かない日が続き、MS-DOS の Lotus 1-2-3 になってようやくその便利さを知りました。
今ではすっかり Excel のファンなので、自分の不明さを恥じ入るばかりです。

コメント、ありがとうございました。
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エクセル (冬野)
2015-09-27 15:36:52
再度のコメントありがとうございます。
エクセルの悪口ばかりになってしまいましたが、
実際は一番大好きで、毎日使っているのがエクセルなのです。
8ビットPC時代はCP/M上でスーパーカルク、NECのN5200ではLANPLAN、
MS-DOSではロータス、Windowsになってエクセルを使いました。
新しいソフトになれば性能はよいのに決まってますが、エクセルが一番すばらしいと思っています。

ですからなおのこと、入力以後の左右移動・上下移動の切り替えが深いのが不思議です。
LANPLANでは2キー同時押しで瞬時に切り替えられました。
またカーソルがビューーんと右端や、最下行まですっ飛ぶことなど、ちょっとした事が不満になるのです。

これからも、毎日エクセルを使っていきます。
いろいろありがとうございました。
返信する
Excel 2013 お礼とコメント (北窓舎のオヤヂ)
2015-09-25 13:50:46
冬野さん、こちらこそ、コメントをいただきありがとうございます。

今、Excel 2007, 2010, 2013 を起動して、起動直後の画面を見比べてみました。
2007, 2010 は似通っているのですが、2013 は大きく違いますね。

大して機能が変わらないなら、従来の外観を踏襲したほうが旧版からアップグレードするユーザーに優しいはずなのですが、マイクロソフトは Office 製品だけではなく Windows についても既存ユーザーを悩ませる/迷わせることが好きなようですね・・・

使い勝手・操作性・見た感じでいえば、私は Excel では 2010が好きです。
返信する
Excel2013 (冬野)
2015-09-25 12:45:39
コメントをありがとうございました。
ソフト制作者の思考過程の再構築と言う意味合いでは「慣れ」も必要と思います。
人それぞれに使い方が違えば、受け取り方もちがうのではないかと思います。
私はプログラマブルに「マクロ VBA」を利用するレベルではありません。
せいぜい登録マクロと関数を使うくらいです。
どちらかと言えばビギナーレベルでしょうか。

2013で不便なところは
印刷する時「部単位」がデフォルトで今までのように「ページ順」がデフォルトでない。 
他のデータからのコピペが簡単にできない。
コピーの仕方がアイコンになっているので、何の意味か判断にまよう。
コピー方法は文字でも出来ますが階層が1段深くなっている。などです。

2000までだとネストの制限が厳しかったりしましたが、関数も2007で増えて使いよくなりました。
VBAを多く使われる方には2013の方が良いのかもしれませんね。
2013では使ってみて落胆が大きかったので、思わずネットで検索してしまいました。
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お礼など (北窓舎のオヤヂ)
2015-09-20 12:10:08
「冬野」さん、こんにちは。
コメントをいただき、ありがとうございます。

この記事を書いてから1年半になります。
メインPCには Office 2007, 2010, 2013 が並存しています。公開しているマクロ VBA の動作確認のためです。
常用するのはどれかといえば、2013 です。既存ファイルを開く手順は、2007 と比べて不便になったと思いますが、 1年半も使っていると慣れてしまいました。

「冬野」さんがどれほどの期間 Excel 2013 をお使いになったのかは分かりませんが、もしかしたら「慣れ」で解消するかも知れないと思います。

今、Excel に望むことはマクロ作成時のエディターの進化です。
Visual Studio のコードエディターならサブルーチン化した部分(Excel なら Sub xxx)を展開したり縮小したりできます。Excel のエディターではこれができないので、すべてのコードが全行見えてしまいます。縮小できると不要な部分が見えなくなり、コードを書くときの操作性が格段に違ってきます。
近々に 2016 が公開されますが、たぶん変わっていないのでしょうね・・・
返信する
Excel13 改悪 (冬野)
2015-09-20 11:31:00
「Excel13 改悪」で検索して、このブログにきました。
ファイルを開くのに3段階も・・・・
他にも、あまりに操作性が悪いので2007に戻しました。
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