またもや，スパイウェアのこと

［この記事は Doblog に 2005-07-11 21:47:29 付で載せていたものです］

またもや，スパイウェアのこと・・・と書きましたが，
実際には，スパイウェア対策ソフトのことです．

たぶん，たいていの人よりＰＣで冒険していると自分では思っています．
いえ，別にアダルト系のサイトを見て回っているというわけではなく，
カッコ付けて言えば「ＰＣの可能性を試したくて」，
たくさんのソフトをインストールしたりしています．

オープンソースと言われている中には，随分と役に立つソフトがあります．
英語版であることが多いようですが，ちゃんと日本語 Windows で動作します．
なので，あれこれ試し，
情報を得るためにあちこちのサイトに飛んで行きます．

・・・私はどうもイントロ／前置きが長いようですね．
スパイウェア対策ソフトのお話でした．

あちこちとサイト（ホームページ）に行っていると，
そのサイトに自分の痕跡を残しているかも知れません．
そのサイトが悪意あるサイトだったら・・・怖いですね．

なので，スパイウェア対策ソフトを幾つか入れて，安全確保に努めています．
複数のソフトを使う理由は単純です．
あるソフトでは検知できないものが，
別のソフトだと検知できることがあるからです．

で，週末に Ad-Aware と Spybot を使ってチェックしました・・・ＯＫでした．
その直後に XoptSpy でチェックしました．
そしたら，１つ発見されました．

マルウェア（malware, 悪意あるソフト）が発見されると，実に複雑な気持ちです．
安全に配慮していたつもりなのに，いつの間にか脅威が侵入していた．
でも，その脅威を発見できて，駆除できた．

・・・好きなんだけど，口に出して言えない，
欲しいんだけど，我慢できる自分がエラク思えるので我慢する，
イヤなんだけど，それを分かって相手をする，
こんなアンビバレント（ambivalent）なことを実感させてくれるのが，
パイウェア対策ソフトです．

侵入されているのに気づかない・・・これが最もコワイ．
気付いたけれど対策／駆除できない・・・これは実に面倒．
ご自分の環境（ＰＣです）をお調べ下さい．

初めてスパイウェア対策ソフトを使った人は（その人のＰＣでは），
おそらく２桁のスパイウェアが発見されるはず．
発見しようとしないのは，法律用語では「不作為」と言います．
言ってみれば，見て見ぬふりをする，です．
現実を直視しましょう！

【2009-06-20 追記】
　不作為，言ってみれば，見て見ぬふりをする
　・・・これは良いたとえではなかったと思います．
　やれば良いことが分かっていながら，やらない・・・そんな感じでしょうか．