情けは人の為ならず (1) Excel の違い（バージョンの違いではありません）

前にも書きましたが MSDN や TechNet のフォーラムでの質疑応答に参加しています。

多くの場合、回答者側になるのですが、そこでも教えられることが少なくありません。

今日は Excel ・・・

　　これまで意識していたのは、Office 2019（や 2016）と Office 365 の違いでした。
　　これはソフトの利用方法・ライセンス形態の違い。

　　2019 なら購入（買い取ればずっと使えるパッケージ方式）、
　　365 なら購読（使用料を払っている間だけ使える購読方式）。

でも、違いはそれだけではなかったのです。

　　Office にはデスクトップ版とストアアプリ、２種類があるのです。

　　パソコンのストアアプリは使わないので気にもしていなかったのですが
　　ソフトの作り方にも違いがあったのですね。

デスクトップ版は従来どおりのもの（説明になっていませんが・・・）。

それに対し、ストアアプリは UWP（Universal Windows Platform）として作られたソフト。

　　Universal というくらいなので、パソコンだけではなく、
　　ゲーム機（Xbox）や IoT のデバイスでも動くのです。

　　開発者にとっては有り難い UWP。
　　プラットフォームごとに別々に開発しなくても１つで済む、
　　汎用的に使ってもらえるってわけです。

・・・と、ここまでが今日知った新知識の１つ。

それだけではありませんでした。

GetTypeFromProgID というのを使うと、インストールされている Office（今回は Excel）が
デスクトップ版なのかストアアプリなのかが分かる。

　　なので、早速ミニプログラムを作って試してみました。
　　下が実行結果・・・（スマホでは表示されないと思います、パソコンでご覧ください）
　　

　　最初は Excel がインストールされているかどうかの話だったので
　　プログラムもそれが分かるように作りました。

　　やり取りの中で、デスクトップ版とストアアプリかを判別できるように作り直しました。
　　（下のフォーラム記事内にダウンロード元が書いてあります）

　　フォーラムでのやり取りの詳細は
　　「アプリからexcelが呼び出せない」をご参照ください。

・・・というわけで、今日は Excel に２種類ある、さらに
Excel がインストールされているかどうか、インストールされているならどちらなのかを知る方法を知りました。

なので、情けは人の為ならず・・・

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