拝金，バブリー

［この記事は Doblog に 2006-01-28 22:32:58 付で載せていたものです］

いささか旧聞に属しますが，ライブドアの粉飾／株価操作が引き金となり，東証が売買全面停止となりました（1/18）．
おかげで耐震構造偽装事件の渦中にある児島社長（ヒューザー）の件も片隅に追いやられていました．

・・・と，私には似合わぬ論調で書き出しましたが，どうも世の中，拝金主義が横行しているように思います．
正直言って，私も楽してお金もうけができるとうれしいけれど，そんな才覚は無いので現状に甘んじている一人です．

そんな輩があれこれ言うのもおかしいですが，いつの頃からかお金がすべてという風潮が顕著になっていると思うのです．
バブルの終焉，失われた十年，回復基調・・・など言葉も目にします．
景気は回復しかかっているのかも知れません．
ですが，人の心は相変わらずバブリーなままで変わっていないように思います．
経済的な格差は広がるばかりで，それがためか拝金主義に陥っているように思います．

下流社会　－新たな階層集団の出現－
　（三浦 展／みうら あつし，光文社新書 221）とか，
経済学的思考のセンス　－お金がない人を助けるには－
　（大竹文雄，中公新書 1824）
などを読んでも，その感を強くします．

・・・後者の論旨は経済格差・階層のことではありませんが
・・・どうしていいのか分からない時，微力だと感じる時
・・・ちょっと落ち込みます．
・・・ここのところ，投稿が滞りがちです．
　　　投稿してもこの記事のように中途半端というか論旨が乱れている
・・・元気が低迷してるンでしょうかねぇ・・・