チップスと言っても湖池屋、カルビーのそれではありません。
Tips です。
北窓舎のオヤヂが小技をご紹介するシリーズ。
それが「おやぢチップス」。
では始めましょう。
前回は、名前(Names)とサイズ(Size)を指定し、都道府県別の人口を Treemap で表現してみました。
ボックス(四角形)には色が付いていません。
ボックス(四角形)に色を付けたいのですが、操作方法がよく分かりません。
Treemap の[Color](カラーパレット)をクリックしてみました。
カラーパレットは5種類。
緑~赤などの色のグラデーションになっているので、どれかを選択すれば良さそうですが・・・
どれをクリックしても、ボックスに色が付きません。
で、Treemap の[Color Data...]をクリックし、シート上の人口(セル C2:C48)を選択してみました。
すると、ボックスに色は付くのですが・・・
ボックスの色と、右に表示される凡例のような色の縦バーの内容が逆転しています。
最も人口の多い東京都(13,490,558)は、
ボックスの色は最も濃くなっているにもかかわらず、縦バーでは一番下の白色です。
[Color](カラーパレット)で色を選択すると、確かにボックスの色は変わりますが、
いずれも単色のグラデーション。
緑から赤への変化のように2色にはなりません。
また、思った単色でもありません。
で、「Treemap」を提供している Microsoft Research のページを見てみました。
このページのサンプルは、緑から赤への2色グラデーションになっています。
で、サンプル画像・右側の凡例(縦のバー)の値をよ~く見ると
70 ~ -70(プラス 70 からマイナス 70)になっています。
そこで、シート上の列K にプラス 70 からマイナス 68の値を作りました。
列K(K2:K48)には =70-((ROW()-2)*3) という式を入れています。
これにより K2 は 70、K28 は -68 という結果になります。
「Color Data」をクリックして、K2:K48 を指定してみました。
これでようやく2色のグラデーションになりました。
この状態で[Color](カラーパレット)を選択すると、
赤~緑、緑~青などの2色グラデーションが切り替わります。
でも、やはりボックスの色と、右に表示される凡例のような色の縦バーの内容の逆転現象は変わらず・・・
Microsoft Research 提供の無償「Treemap」の使い勝手(と結果)は
芳しいものではなさそうです・・・
ここまでは Excel 2013 での動作を見てきました。
Excel 2010 ではどうでしょうか・・・
残念ながら[挿入]タブには「アドイン」が見当たりません。
なので「ストア」を選択して「Treemap」を挿入することができません。
「おやぢチップス」と題していますが、Tips とは言えなくなりました・・・(^-^;
次稿では Treemap をネイティブでサポートしている Excel 2016 を見たいと思います・・・
ブログ記事についてのお問い合わせは「質疑応答 掲示板」で・・・
ここをクリックして、北窓舎のサイトにもお立ち寄りください・・・
Tips です。
北窓舎のオヤヂが小技をご紹介するシリーズ。
それが「おやぢチップス」。
では始めましょう。
前回は、名前(Names)とサイズ(Size)を指定し、都道府県別の人口を Treemap で表現してみました。
ボックス(四角形)には色が付いていません。
ボックス(四角形)に色を付けたいのですが、操作方法がよく分かりません。
Treemap の[Color](カラーパレット)をクリックしてみました。
カラーパレットは5種類。
緑~赤などの色のグラデーションになっているので、どれかを選択すれば良さそうですが・・・
どれをクリックしても、ボックスに色が付きません。
で、Treemap の[Color Data...]をクリックし、シート上の人口(セル C2:C48)を選択してみました。
すると、ボックスに色は付くのですが・・・
ボックスの色と、右に表示される凡例のような色の縦バーの内容が逆転しています。
最も人口の多い東京都(13,490,558)は、
ボックスの色は最も濃くなっているにもかかわらず、縦バーでは一番下の白色です。
[Color](カラーパレット)で色を選択すると、確かにボックスの色は変わりますが、
いずれも単色のグラデーション。
緑から赤への変化のように2色にはなりません。
また、思った単色でもありません。
で、「Treemap」を提供している Microsoft Research のページを見てみました。
このページのサンプルは、緑から赤への2色グラデーションになっています。
で、サンプル画像・右側の凡例(縦のバー)の値をよ~く見ると
70 ~ -70(プラス 70 からマイナス 70)になっています。
そこで、シート上の列K にプラス 70 からマイナス 68の値を作りました。
列K(K2:K48)には =70-((ROW()-2)*3) という式を入れています。
これにより K2 は 70、K28 は -68 という結果になります。
「Color Data」をクリックして、K2:K48 を指定してみました。
これでようやく2色のグラデーションになりました。
この状態で[Color](カラーパレット)を選択すると、
赤~緑、緑~青などの2色グラデーションが切り替わります。
でも、やはりボックスの色と、右に表示される凡例のような色の縦バーの内容の逆転現象は変わらず・・・
Microsoft Research 提供の無償「Treemap」の使い勝手(と結果)は
芳しいものではなさそうです・・・
ここまでは Excel 2013 での動作を見てきました。
Excel 2010 ではどうでしょうか・・・
残念ながら[挿入]タブには「アドイン」が見当たりません。
なので「ストア」を選択して「Treemap」を挿入することができません。
「おやぢチップス」と題していますが、Tips とは言えなくなりました・・・(^-^;
次稿では Treemap をネイティブでサポートしている Excel 2016 を見たいと思います・・・
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