プログラミングのススメ －その３－昔はコンパイル，今は？

［この記事は Doblog に 2005-07-06 22:05:51 付で載せていたものです］

ええっと，自分の小さな体験談ですが，
できればお役立ち情報・情報提供にしたくて・・・

その３．
プログラミング言語は何であれ，開発者（プログラマ）がすることと言えば，
ソースコードを書くことです．
今じゃ，とても親切というか便利になっていて，
全てのソースコード（プログラム）を入力しなくても済みます．

開発環境が整っていると言うか，自動化が進んでいることを実感しました．
ＧＵＩ（Graphical User Interface）で，
かなりの部分（のソースコード）を生成してくれるのです．
とは言え，人力でシコシコ・ガリガリ書く必要もあります（・・・当たり前か）．

で，参考書を横目で見ながら，眉間にしわを作りながら書くわけです．
そして，ようやく書き上げたソースコードを，
コンピュータが実行できるようにするわけです．
・・・ここでは，コンピュータはＰＣであるとお考え下さい．

さて，ＰＣが実行できるモノにする作業を「ビルド」と言うようです．
昔の人間なので，コンパイルとかリンクとか言う言葉のほうがしっくりくるのですが，
まぁ，やむをえません・・・
ソースを（部分的にせよ）自動生成してくれるので，頭が上がりません．
ビルドしたら，何とか.exe というファイルが作られます．
この，何とか.exe が，ＰＣが実行できるモノなのですね．

他のマイクロソフトの開発環境も同様だと思いますが，
Visual Basic .NET 2003 ではインストーラも作れます．
作ったソフトを他人様にあげるとします．
ソフトをもらった人はそれをインストールしなくてはなりません．
そのインストール作業を簡単にしてくれるのがインストーラです．

開発環境にインストーラ作成部分が含まれているので，
作ったソフトを別の人に差し上げるための準備が簡単にできてしまいます．
プログラミングのお勉強として作った「お仕事時計（TaskClock）」の試作版を，
知人にモニターしてもらいたいと思い，インストーラも含めて渡しました．
知人は「ええっ，インストーラまで作ったの？　本格的だねぇ」と感心してくれました．

と言うわけで，
インストールして出来たアイコン（ショートカット）の絵をご覧下さい．
Visual Basic .NET 2003（開発環境）を起動するアイコンと，
オンラインヘルプを作るためのソフト（シェアウェアの「ヘルプデザイナ」）
のアイコンの間にあるのが「お仕事時計（TaskClock）」のアイコンです・・・
ちょっと，可愛いでしょ．