この記事は Doblog に 2006/08/28 21:50:14 付けで載せていたものです.
生命保険,嫌いです.
何故なんだろ・・・
人の命が金銭に換算されてしまうようで好きになれませんでした.
最近読んだ本で,もうひとつの理由に気付きました.
「保険会社が保険料率を決める際の数理モデルも,基本的には確率論にもとづいています.個々の人間の寿命をあらかじめ予言することはできないけれども,たくさんの人間を集めてくれば,平均してどれくらいの寿命をもつか,その確率を計算することができます.」
そうだろうけど,一個の人間にしてみれば,生きているか死んでいるかどちらかの状態しかないはずで,30%生きていて70%死んでいるというのは(気分的にはありそうでも)実際にはありえない.
# まっ,ここでは脳死とか心停止とかいう法医学的な生死のあわい・境目は問題にしませんよ.
で,量をこなす確率論が経営的にも保険に加入する個人にも重要なのですが,何だか好きになれないのです.
ちなみに引用した文章は「『脳』整理法」の一節.養老 孟司さんとも仲良し(?)の茂木 健一郎さんの一冊(ちくま新書 557)です.
生命保険,嫌いです.
何故なんだろ・・・
人の命が金銭に換算されてしまうようで好きになれませんでした.
最近読んだ本で,もうひとつの理由に気付きました.
「保険会社が保険料率を決める際の数理モデルも,基本的には確率論にもとづいています.個々の人間の寿命をあらかじめ予言することはできないけれども,たくさんの人間を集めてくれば,平均してどれくらいの寿命をもつか,その確率を計算することができます.」
そうだろうけど,一個の人間にしてみれば,生きているか死んでいるかどちらかの状態しかないはずで,30%生きていて70%死んでいるというのは(気分的にはありそうでも)実際にはありえない.
# まっ,ここでは脳死とか心停止とかいう法医学的な生死のあわい・境目は問題にしませんよ.
で,量をこなす確率論が経営的にも保険に加入する個人にも重要なのですが,何だか好きになれないのです.
ちなみに引用した文章は「『脳』整理法」の一節.養老 孟司さんとも仲良し(?)の茂木 健一郎さんの一冊(ちくま新書 557)です.
「脳」整理法 (ちくま新書)茂木 健一郎筑摩書房このアイテムの詳細を見る |