おやぢチップス (73) : ネット通販ではスクリーンキーボードを使いましょう

ネットで買い物をすることがあります。

　　たいていはクレジットカード支払です。

その際にはカード番号などを入力しますが、パソコンに付いているキーボードではなく、
スクリーンキーボードを使うのがより安全だと思います。

　　スクリーンキーボード（ソフトウェアキーボード）とは
　　画面上に表示されるキーボード。
　　（上は Windows 10、下は Windows 7）
　　
　　

　　スクリーンキーボードでは、物理的なキーボードのキーを押すのではなく、
　　画面上のキーをマウスでクリックします。

　　なぜスクリーンキーボードのほうが安全なのか？
　　キー入力を捕捉されないからです。

　　キーロガーと総称されるソフトウェアがあります。
　　悪意のあるキーロガーなら入力されるキーを盗み取ります。

　　キーロガーが侵入していると
　　キーボードで入力するクレジットカードの番号やパスワードなどが盗み取られる、というわけです。

　　これに対し、スクリーンキーボードは画面のマウスクリックなので、
　　キーロガーはどの文字がクリックされたか分かりません。

　　＃　ＭＳは Windows 10 でいろんな情報を収集しています。

　　　　IME では変換精度を高めるため、入力した文字が収集されています。
　　　　コルタナではおしゃべりした音が収集されているらしいです（真偽のほどは未確認）。
　　　　位置情報や WebCam で映している画像・映像も収集されているとか・・・

　　　　これらについては別途記事にしたいと思っています。

・・・話が長くなりました。

スクリーンキーボードを使うにはどうするか？

　　osk.exe を起動するだけ・・・

　　試しに、[スタート] を右クリックし、[ファイル名をして実行] に osk.exe と入力してみてください。

　　オヤヂはデスクトップにショートカットを作っています。
　　

　　その中身は・・・
　　

　　デスクトップにアイコンを置くのが嫌いなら、タスクバーにピン留めしましょう。
　　

オンラインバンキングなどではスクリーンキーボードが使えるページが用意されていることがあります。

それがないページでも、個人情報、特にお金に関するデータを入力する場合は
スクリーンキーボードを使ってみてください。

【追記 2017-05-01】
　　トレンドマイクロの記事をご紹介。

　　スクリーンキーボードを使うのもセキュリティ確保のひとつですが、
　　さらに広範に不正利用を防ぐ方法が書かれています。

　　ネット利用時にクレジットカード情報が漏えいする原因は？
　　不正利用を防ぐための3つの対策と対処法

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