RamPhantom とは I-O Data が販売している、RAM ディスク作成ソフト。メインメモリーの一部をハードディスクのようにドライブとして割り当てることができる。
メインメモリーはハードディスクより高速なのでブラウザのキャッシュとして使えば再閲覧が速くなる。また、大容量メモリーを搭載していながらOSの制限で未使用となるメモリーを有効活用できる。
Vista を使っていたとき、RamPhantom3 を購入した。
これで作成される RAM ディスクにページファイルを割り当てることができないのと、作成に時間がかかる(OSを起動してから数分かかる)ので、残念ながら継続利用を断念した。
時は移り、Windows7 が出る頃に RamPhantom は3から7へと進化した。32-bit 版と 64-bit 版が販売されている。
I-O Data からはバージョンアップのお知らせが届いた。
その時オヤヂPCは Win7 の 64-bit 版になっていたが、64-bit 版の RamPhantom7 でも前述の理由のため使うつもりはなかった。
ただ、アップグレードでの 32-bit 版は、ほぼワンコインの値段だったのでダウンロード購入していた。
さて、本題。
RamPhantom7(32-bit)を女房PCに使ってみようと思った。
女房PCは Win7(32-bit)。メモリーは 2GB しか積んでいないが、使用量が 1GB を超えることは少ない。仮想ドライブで 512MB 程度をキャッシュに使えばブラウザー利用の多い女房殿には適切だろうと思った。
・・・以下、RamPhantom は RP と表記する。
RP7 はアップグレード版なので、インストール時に旧バージョン(RP3)のインストーラ(ここでは RamPhantom3.exe)の存在を確認される。旧バージョンの存在が確認できればインストールできる。
最初に RP7 ver.1.0.0 をインストールし、次に RP7 ver.1.0.1 にアップデートした。
# デフォルトでは 128MBのメモリーが RAM ディスクに割り当てられていた。
搭載している実メモリーから自動算出されるものかも知れない。
より多くのメモリーを積んでいるならデフォルトの値は違ってくるかも知れない。
RP7 では RAM ディスク作成が速くなっていた。RP3 のように待たされることはない。これは大きな進歩。
試しに 512MB に変更してみた。ドライブレターを V に変えてみた。
再起動後に確認し、問題なし。
RAM ドライブにページファイルが割り当てることができるか試してみた。
(RP3 ではできなかった)
パフォーマンスオプションの詳細設定では、できるように見える。
(Vドライブが RAM ディスク。
これに 128MB のページングファイルを割り当ててみた。)
確認のため、ハードディスク(ドライブ)のページングファイルを無くして、RAM ディスクだけに割り当ててみた。
再起動後、Windows は次のメッセージを出してきた。
このメッセージの直後に RP7 より RAM ディスクを作成した旨のメッセージが表示された。
RAM ディスクが作られた後で Windows のページングファイルが有効になるなら、RAM ディスクにページングファイルが割り当たるのだろうが、これはちょっと期待できそうにない。
RP7 でも RAM ディスクにページングファイルを割り当てることはできないようだ。
もっとも、32-bit Windows の管理内にある 2GB メモリに、RAM ディスクを作りページングファイルを割り当てるのは意味がない。
以上はあくまでお試しである。
メインメモリーはハードディスクより高速なのでブラウザのキャッシュとして使えば再閲覧が速くなる。また、大容量メモリーを搭載していながらOSの制限で未使用となるメモリーを有効活用できる。
Vista を使っていたとき、RamPhantom3 を購入した。
これで作成される RAM ディスクにページファイルを割り当てることができないのと、作成に時間がかかる(OSを起動してから数分かかる)ので、残念ながら継続利用を断念した。
時は移り、Windows7 が出る頃に RamPhantom は3から7へと進化した。32-bit 版と 64-bit 版が販売されている。
I-O Data からはバージョンアップのお知らせが届いた。
その時オヤヂPCは Win7 の 64-bit 版になっていたが、64-bit 版の RamPhantom7 でも前述の理由のため使うつもりはなかった。
ただ、アップグレードでの 32-bit 版は、ほぼワンコインの値段だったのでダウンロード購入していた。
さて、本題。
RamPhantom7(32-bit)を女房PCに使ってみようと思った。
女房PCは Win7(32-bit)。メモリーは 2GB しか積んでいないが、使用量が 1GB を超えることは少ない。仮想ドライブで 512MB 程度をキャッシュに使えばブラウザー利用の多い女房殿には適切だろうと思った。
・・・以下、RamPhantom は RP と表記する。
RP7 はアップグレード版なので、インストール時に旧バージョン(RP3)のインストーラ(ここでは RamPhantom3.exe)の存在を確認される。旧バージョンの存在が確認できればインストールできる。
最初に RP7 ver.1.0.0 をインストールし、次に RP7 ver.1.0.1 にアップデートした。
# デフォルトでは 128MBのメモリーが RAM ディスクに割り当てられていた。
搭載している実メモリーから自動算出されるものかも知れない。
より多くのメモリーを積んでいるならデフォルトの値は違ってくるかも知れない。
RP7 では RAM ディスク作成が速くなっていた。RP3 のように待たされることはない。これは大きな進歩。
試しに 512MB に変更してみた。ドライブレターを V に変えてみた。
再起動後に確認し、問題なし。
RAM ドライブにページファイルが割り当てることができるか試してみた。
(RP3 ではできなかった)
パフォーマンスオプションの詳細設定では、できるように見える。
(Vドライブが RAM ディスク。
これに 128MB のページングファイルを割り当ててみた。)
確認のため、ハードディスク(ドライブ)のページングファイルを無くして、RAM ディスクだけに割り当ててみた。
再起動後、Windows は次のメッセージを出してきた。
このメッセージの直後に RP7 より RAM ディスクを作成した旨のメッセージが表示された。
RAM ディスクが作られた後で Windows のページングファイルが有効になるなら、RAM ディスクにページングファイルが割り当たるのだろうが、これはちょっと期待できそうにない。
RP7 でも RAM ディスクにページングファイルを割り当てることはできないようだ。
もっとも、32-bit Windows の管理内にある 2GB メモリに、RAM ディスクを作りページングファイルを割り当てるのは意味がない。
以上はあくまでお試しである。