酔いに任せても，良いじゃないか

［この記事は Doblog に 2005-07-10 16:53:18 付で載せていたものです］

東京は暑いです．
夕方になって風が止んだので，蒸し暑いです．

今日は日曜だから，と言い訳して，１６時から始めています．
サツマイモの焼酎ロックです．
飲みはじめたとほぼ同時に，
借りてきた（のは私ではない）ＤＶＤを観はじめました．
トゥルー・コーリングとかいう作品です．

隣には女房殿が鎮座なさっているため，
ホラー作品がますます怖くなっています．

と，冗談はさておき，トゥルーとは主人公の名前みたいです．
Tru と書くようです．

エピソード１１，１２を観たのですが，
死体安置所に勤める（アルバイト？）彼女 Tru が幾度も夢を見て，
その夢は殺されようとしている人・死につつある人が
彼女に助けを求める夢なのです．

彼女は，何故か時間を１日戻せるようで，
夢に出てくる見も知らぬ死にかかっている人を助ける・・そんなお話です．

ストーリーは（時間的に）多重化されていて，
助けに行った時に既に死者となっていた人が
「Help me」とか「Save me」とか言うので，
その死を阻止しようと・・・
あぁ，酔眼・酔頭では分かりません・・・

Tru Calling とは，なかなか含蓄のある言葉のように思いました．

true と tru は発音は同じ，
calling とは誰かが呼んでいることでしょうが，
天職との意味もあります．
天が与えた／その人を呼び指名した，天命のような意味での天職です．

物語の中で，トゥルーは悩みます．
だって，人に話しても分かってもらえない，
特殊な才能（天職？）を持っているのですから．
恋人にも理由を説明できないまま，
助けを呼ぶ声に応じて部屋を出ていきます．

部屋を出た直後にいつも廊下で会うギター少年や，
軽薄そうでいて理知的な弟が出てきて・・・
パターンがあるようですが，面白い．

なお，トゥルー・コーリングのＤＶＤは娘が借りてきたものです．
彼女が寝ているのをいいことに，
その両親がハラハラしながら観てるってのもオカシな家庭ですねぇ・・・