ＰＣの心臓部はＦＤドライブ？？？

昨日、居住団地・管理事務所のＰＣサポートをしました。
新しいＰＣが導入されたので旧ＰＣからメール環境を移してほしい、とのご依頼に応えたわけです。

メール環境の移行、つまりメールのアカウント情報、送受信したメールのデータ、アドレス帳の３点セットを旧ＰＣでエクスポートし、新ＰＣでインポートする作業です。

旧ＰＣは Windows XP, Outlook Express 6 で、
新ＰＣは Windows 7, Windows Live メール。
特に問題もなく移行できました。

ついでに旧ＰＣ（これは今後も運用される）に Norton Internet Security をインストール。
新ＰＣにＡ３・カラー複合機の最新ドライバーをインストール。
（なぜかこれまでは両面印刷できないと信じられていたようで、紙資源を浪費していた模様）
オマケで Windows 操作（というか tips）の伝授など・・・

その際に、管理事務所に勤める女性から見せられたものは
小さなコイルが同心円状に配置され、その上に８ｃｍ程度の金属円盤が乗ったもの。

これがパソコンの心臓部ですか？と尋ねられました。
某氏がこれを壊し、パソコンの心臓部なので秘密情報の漏えい防止になる旨をおっしゃったとか。

それはどうみても何かの駆動・回転部分。
心臓部ではありませんが・・・と答えたら、ビニール袋から出されたのはＦＤドライブの筐体。
あっ、金属円盤はＦＤの乗る回転台座（？）と分かりました。

フロッピーディスクのドライブですね、ＰＣの心臓部とはいえませんね・・・と付け足しました。

もしかしてＦＤＤを壊して安心なさった某氏は、ＨＤＤと勘違いされていたのでは？
ＨＤＤを壊したら、確かに情報漏えいの防止になるでしょうが、
ＦＤＤを壊したところで何の役にも立ちません。

う～ん、このような誤解がもし広く流布しているとしたら、大変お寒い状況ですね。
お礼にと缶ビールを３本頂きましたが、とても酔えない気分でした。




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