Windows 10［41］：メディア作成ツール・・・ (1) メディアを作る

Windows 10 を新規にインストールする（クリーンインストールする）場合、あるいは
既存の Windows 7 または Windows 8.1 から Windows 10 にアップグレードする場合、
メディア作成ツール（Media Creation Tool）を使いましょう。

なぜ、これを使うか・・・

あらかじめ Windows 10 のイメージをダウンロードして
それを USB メモリーに入れておけば、
インストール作業が楽になるからです。

複数台のパソコンで作業する場合なら尚更です。
ダウンロードが１回で済みます。
それぞれのパソコンでダウンロードしなくて済むからです。

Windows 10 インストール用の USB メモリーを作ってくれるのが
メディア作成ツール（Media Creation Tool）です。

　　＃　このツールでは DVD メディアを作ることもできます。

　　　　ですが、DVD メディアは USB メモリーと比べて読み書きが遅いし、
　　　　書き込みに失敗したらメディアが無駄になってしまいます。
　　　　なので USB メモリーを使うのがおススメ。
　　　　

　　　　また、このツールでは、メディアを作らず、直接アップグレードすることもできます。
　　　　が、アップグレードに失敗したら最初から（ダウンロードから）やり直すことになります。
　　　　なので USB メモリーをおススメ。

用意するのは USB フラシュメモリー、１つ。

容量が 8 GB 以上ならオールマイティです。
（後述する 32-bit 版単体、64-bit 版単体、それぞれ別にするなら 4 GB でＯＫ）
　　

　　＃　Windows には 32-bit 版と 64-bit 版があります（アーキテクチャ）。
　　　　　また、Home とか Pro などがあります（エディション）。

　　　　　Windows 10 にアップグレードする場合は、
　　　　　元の Windows が何であるかを調べておきましょう。

　　　　　Windows 7 の場合・・・
　　　　　

　　　　　Windows 8.1 の場合・・・
　　　　　

さて、ここからが本題・・・

メディア作成ツールを使って、
Windows 10 インストール用の USB メモリーを作ります。

１．USB メモリーが用意できたら、メディア作成ツールをダウンロード

　　　ダウンロードはここから・・・
　　　https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

　　　　［ツールを今すぐダウンロード］をクリック・・・
　　　　


２．ダウンロードしたメディア作成ツール（MediaCreationTool.exe）を実行

　　2.1 ライセンス条項に同意する
　　　　　

　　2.2 操作の選択（インストール用メディアを作る）
　　　　　

　　2.3 言語、アーキテクチャ、エディションの選択
　　　　　

　　　　　「このＰＣにおすすめのオプションを使う」のチェックを外します。
　　　　　「アーキテクチャ」を選択できるようになります。

　　　　　アーキテクチャを選択します。　
　　　　　　　a) 32-bit 版のみ（4GB のUSB メモリーでＯＫ）
　　　　　　　b) 64-bit 版のみ（〃）
　　　　　　　c) 32-bit 版と 64-bit 版の両方（8GB 以上の USB メモリーが必要です）

　　　　　オヤヂの場合は仮想マシンで 32-bit と 64-bit の両方をインストールするので c) を選びました。

　　2.4 USB ドライブ（リムーバブル ドライブ）の選択
　　　　　

　　　　　　　進行状況が表示されます・・・
　　　　　　　

　　2.5 作成完了
　　　　　

　　　　　［完了］ボタンを押して、　USB メモリーを安全に取り外します。

これで、Windows 10 をインストールする／アップグレードするための USB メモリーが出来ました。

次回は、それを使って Windows 10 をアップグレードする方法です。


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