ThinkPad E540／Win8 奮闘記［2］：文字サイズでこんなに変わる

ソフト開発者以外には面白くもなく参考にもならないことですが・・・

＃　三波春夫さんの「俵星玄蕃」にこんな一節があります。
　　槍の名人・玄蕃が屋台の蕎麦屋（赤穂浪士の世を忍ぶ苦心の姿）にこう言います。　　

　　「のう蕎麦屋　お前には用の無いことじゃが
　　　まさかの時に役に立つかも知れぬぞ
　　　見ておくがよい」

　　なので、用の無い人にもお読みいただきたい・・・

Windows の設定（文字のサイズ）で、同じソフトの見た目が大きく変わることを実感しました。

これまで使っていたノートＰＣでもデスクトップＰＣでも全く気付きませんでしたが、
ThinkPad E540 が教えてくれました・・・

ここひと月ほど「CanChart」というソフトを開発しています。

上記ノートとデスクトップで開発・検証を行っていたのですが、
ThinkPad E540 が到着したので、これも仲間に加えました。

従来のノート（解像度 1366 x 768）ではほぼ目いっぱいに表示されているメイン画面が
E540（1920ｘ1080）では余裕たっぷりに表示されるだろうと楽しみでした。

で、E540 でソフトを起動してみたら、何と！
コントロール（見出し、入力部、ボタンなど）が重なるのです。

　　

これには驚きました。
デスクトップＰＣの２台のモニターも 1920 x 1080 なのですが、
それでは何の問題もなかったからです。

原因は、フォームのデフォルト値を変更していたことにありました。

Visual Studio のデザイナーでフォームを作ります。
フォームのプロパティに「AutoScaleMode」があります。
このデフォルト値は「Font」。
それを「None」にしていました。

で、「AutoScaleMode」を「Dpi」に変更しました。
するとどのＰＣでも問題なく（コントロールどうしが重なることなく）表示されるようになりました。

【参考：MSDN】
　　「AutoScaleMode 列挙体」
　　 「Windows フォームにおける自動スケーリング」

【参考：文字サイズ】
　　
　　
　　

いやぁ、素人丸出しでみっともないですが、E540 が気づかせてくれました。
・・・「Dpi」と「Font」の違いはよく分かっていないので資料を熟読してみます・・・(^-^;）

というわけで、E540 の「良い点」の一つとします。
（E540 自体の良さというより、導入効果のような感じですが・・・）

ThinkPad Edge E540 Core i3 搭載モデル(15.6型) (Windows 7, タッチ非対応：液晶光沢なし：レッド：テンキー付きキーボード)

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