無料サービスの落とし穴

GAFA と総称される巨大IT企業があります。

　　Google, Apple, Facebook, Amazon です。
　　いずれも多くの無料サービスを提供しています。

無料サービスには落とし穴があります。

　　プライバシー、セキュリティが最大の懸念点でしょうが、
　　ここでは別のことを書きます。

　　サービス提供者も GAFA のような巨大企業ではありません。

２つ経験しました。

ひとつは、ブログ。

　　2005年に始めました。
　　人もすなるブログといふものを、オヤヂもしてみむとてするなり、というわけです。

　　いくつかあったブログサービスから選んだのは Doblog（通称ドブログ）でした。
　　NTT データが提供していたので、そこなら安心だと思いました。

　　が、2009年 5月末、そのサービスが打ち切られました。
　　
　　同年 2月にハードディスク障害によりサービスが一時停止となりました。
　　復旧はしたのですが、今後のことを検討した結果・・・

　　「今後のDoblogについて検討した結果、Doblog開設時の目的である、
　　　ブログシステムを構築するための技術的知見、およびコミュニティサービスを
　　　運用・運営するためのノウハウの蓄積については十分に達成できたものと考え、
　　　サービスを終了するという判断をいたしました。」

　　Doblog（ドブログ）では、気の合った仲間が集まりオフ会が開かれました。

　　３回出席したように記憶します。
　　２回は新宿で、１回は銀座で・・・
　　新宿の１回はオヤヂが幹事を引き受けて楽しい時間をすごしました。

　　ブログで知り合っただけの面識もない人たちと交流できたのは
　　Doblog のおかげです。

　　なのに、突然いきなり唐突に藪から棒にサービス終了・・・

　　＃　その後は、この goo blog のお世話になっています。

もうひとつは、メーリングリスト。

　　居住団地を中心に、パソコンのレスキュー隊を立ち上げました。
　　これは 2000年のこと。

　　パソコンでお困りとの情報があればサポートするボランティア団体です。
　　団体というほど組織だったものではありませんが・・・

　　連絡等のためメーリングリストを使うことにしました。

　　最初は、個人宅のサーバーを利用していましたが、オーナーが亡くなり、
　　運用する人がいないので FreeML というサービスを利用することにしました。

　　レスキュー隊以外にも、大学時代の仲間たちの連絡用に FreeML を使っています。
　　他にも２つのグループで FreeML を利用しています。

　　が、この FreeML も今年の 12月でサービス終了・・・

無料のサービスは相手次第。

　　どうなるか分かりません、一寸先は闇・・・

　　もちろん有償のサービスでも、会社の状況に応じて無くなってしまうこともあります。
　　ですが、お金を取っていると、そうやすやすとサービス停止はできないはず。

　　無料だと、サービス終了のハードルはかなり低くなるでしょう。

これが、冒頭で述べた落とし穴。

　　ちなみに FreeML の後継として、北窓舎ドメインでメーリングリストを開設する予定。

　　これも個人に依存するので、オヤヂに何かあるとサービスはなくなります。
　　ベストの解が見当たらないので、やむなし・・・です。
　　みんなオヤヂの友人・知人なので、万一の場合は笑って許してくれるでしょう。

---------------------------------------------------------
ブログ記事についてのお問い合わせは「質疑応答 掲示板」で・・・

　　＃　ご質問にはできる限りお答えしています。
　　　　ただし、お名前（本名の姓 and/or 名）を書いていただいた場合に限らせていただきます。


ここをクリックして、北窓舎のサイトにもお立ち寄りください・・・