EU、最近の気になる話題（個人情報、独禁法）

最近、EU（European Union）の動きが気になっています。

ひとつは、個人情報保護に関わる　GDPR（一般データ保護規則）。
もうひとつが、Google への制裁金。

Google の件では、マイクロソフトの Windows - IE の件を思い出しました。

　　10年ほど前、EU の欧州委員会（EC）はマイクロソフトに対して
　　Windows（OS）と同社のブラウザー（Internet Explorer）の抱き合わせを
　　独占的地位の悪用だと見なしました。

　　我が国でいうなら、独禁法違反といったところです。

　　さらに 20年ほど前には同じ問題で米国司法省が提訴し、
　　連邦地裁でその主張が認められました。

　　どちらの場合も制裁金は課せられなかったと思います（記憶では）。

Google の件もマイクロソフトの場合に似ています（と言うよりほとんど同じ）。

　　Google がスマートフォンでは圧倒的シェアを持っている
　　Android（Google 製 OS）に Google 製アプリを抱き合わせることにより、
　　ライバル企業に技術革新や競争のチャンスを与えていない・・・

　　もしかしたら制裁金が科せられることになるかも知れません。
　　（約43億4,000万ユーロ = 約5,700億円）

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