[この記事は Doblog より: 2008-09-13 08:00:00 ]
# お断り・・・
本記事は Ramdisk の話というより
ノー天気オヤヂの予想がハズレた話,ハードディスクの話です.
gigabytedes さんの記事にあった
CrystalDiskMark というベンチマークソフトを使ってみました.
測定対象としたのは次の 3つ.
1.RAM disk
2.RAID-0:
パラレルATA:(Seagate)ST3160023A [160GB]x 2
3.シリアルATA:(Seagate)ST3500320A [500GB]単体
----------------------------
上の順番は,オヤヂが予想した速い順.
ところが,2位,3位が逆転の結果となりました.
# 見やすくするため,グラフ化してみました.
RAMdisk が圧倒的に速いのは当然ですが,
なぜ RAID-0(ストライピング)が単体のディスクに負けたのでしょう.
RAID-0 ディスクが思いのほか遅かった理由を推測してみました.
A.33-bit PCI バスの転送レート
B.HDD の古さ
C.・・・う~ん,思いつきません (^.^;
A の 33-bit PCI バスは今となっては時代遅れの感がありますね.
レガシー族の仲間入りをしています.
転送速度は Ultra ATA/133 のディスクでも 133MB/sec.
このバスに接続している RAID-0 のカードには
Ultra ATA/100 のディスクを付けているので 100MB/sec.
ストライピングのおかげで仮に倍速になったとしても 200MB/sec.
これに比べ,SATA 2 では転送速度が 3,000MB/sec.
ひと桁違います.
この差が出たのでしょうか.
----------------------------
B については次のように考えました.
Seagate 社の公開データでは,
2 のディスクは,キャッシュ 8MB,内部転送速度(最大)85.4MB/sec
----------------------------
3 のディスクは,キャッシュ 32MB,内部転送速度(最大)1,287MB/sec
転送速度が圧倒的に違います.
これが,最初にご紹介した数表/グラフの結果となったのではないでしょうか.
いずれにせよ,RAM ディスク(半導体メモリ)の転送速度は
ハードディスクのそれよりも圧倒的に速いことは確かです.
頭で分かっていたことが,
ベンチマークソフトで数字を出すと/グラフ化すると一目瞭然・・・
「見える化」ですね.
OSで認識されない量のメモリを搭載している方は RAMdisk ソフトを使って,
余っているメモリ量が大きければ pagefile 用に,
余っている量がオヤヂ程度(700MB)であれば temporary ファイル用に,
それぞれ工夫なされば,メモリの有効活用,PC速度向上につながります.
・・・ということで,本稿で Ramdisk シリーズはいったん打ち止め.
# お断り・・・
本記事は Ramdisk の話というより
ノー天気オヤヂの予想がハズレた話,ハードディスクの話です.
gigabytedes さんの記事にあった
CrystalDiskMark というベンチマークソフトを使ってみました.
測定対象としたのは次の 3つ.
1.RAM disk
2.RAID-0:
パラレルATA:(Seagate)ST3160023A [160GB]x 2
3.シリアルATA:(Seagate)ST3500320A [500GB]単体
----------------------------
上の順番は,オヤヂが予想した速い順.
ところが,2位,3位が逆転の結果となりました.
# 見やすくするため,グラフ化してみました.
RAMdisk が圧倒的に速いのは当然ですが,
なぜ RAID-0(ストライピング)が単体のディスクに負けたのでしょう.
RAID-0 ディスクが思いのほか遅かった理由を推測してみました.
A.33-bit PCI バスの転送レート
B.HDD の古さ
C.・・・う~ん,思いつきません (^.^;
A の 33-bit PCI バスは今となっては時代遅れの感がありますね.
レガシー族の仲間入りをしています.
転送速度は Ultra ATA/133 のディスクでも 133MB/sec.
このバスに接続している RAID-0 のカードには
Ultra ATA/100 のディスクを付けているので 100MB/sec.
ストライピングのおかげで仮に倍速になったとしても 200MB/sec.
これに比べ,SATA 2 では転送速度が 3,000MB/sec.
ひと桁違います.
この差が出たのでしょうか.
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B については次のように考えました.
Seagate 社の公開データでは,
2 のディスクは,キャッシュ 8MB,内部転送速度(最大)85.4MB/sec
----------------------------
3 のディスクは,キャッシュ 32MB,内部転送速度(最大)1,287MB/sec
転送速度が圧倒的に違います.
これが,最初にご紹介した数表/グラフの結果となったのではないでしょうか.
いずれにせよ,RAM ディスク(半導体メモリ)の転送速度は
ハードディスクのそれよりも圧倒的に速いことは確かです.
頭で分かっていたことが,
ベンチマークソフトで数字を出すと/グラフ化すると一目瞭然・・・
「見える化」ですね.
OSで認識されない量のメモリを搭載している方は RAMdisk ソフトを使って,
余っているメモリ量が大きければ pagefile 用に,
余っている量がオヤヂ程度(700MB)であれば temporary ファイル用に,
それぞれ工夫なされば,メモリの有効活用,PC速度向上につながります.
・・・ということで,本稿で Ramdisk シリーズはいったん打ち止め.