送金ウイルス GOZ：ネットバンキングするなら対策が必要

今朝の朝日新聞に「送金ウイルス 制圧せよ ー『最強種』に警察、国際包囲網」と題した記事がありました。

ウイルスの名前は「GOZ」。
ギリシア神話の全知全能の神（ゼウス）にちなみ「Game Over Zeus」の略。
ＦＢＩいわく「最も洗練され、破壊的なウイルス」です。

警視庁のホームページでも「GOZ の感染確認方法や日本語版の駆除ツールの入手方法を紹介」しています。
　　

「 米国の調査によれば、世界中で50万～100万台の端末がGOZに感染しており、
　その約20％が日本に所在していると推定されている
　（米国の約25％を除けば、日本に最も多く所在）。」
（警視庁のＨＰより引用）

インターネットバンキングの利用者が講じるべき対策は次のとおりでした。
（警視庁のＨＰより）
　　

使っているＰＣが感染しているか（その兆候があるか）を調べるサイトも紹介されていました。
＜感染状況確認のためのウェブサイト＞

幸いにして、この記事を書いているＰＣは無事でした。


ネットバンキングを利用している人も多いかと思います。
ご自分のＰＣが感染していないか、確認しておきましょう。

＃　感染していると、そのＰＣ自身が他の感染ＰＣとネットワーク化され、
　　攻撃者の指示を「伝言ゲーム」のように伝え合う。
　　そのＰＣでウイルスが駆除されても、
　　残ったネットワーク内で遠隔操作され続ける・・・
　　とのことです。

なお、言うまでもなく、Windows Update、
Adobe Reader や Flash のアップデート、Java のアップデートは確実に実施しましょう。
セキュリティソフトも最新状態にしておきましょう。



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