北の窓から(芦田っち)

PC関連と私的雑感のブログ。
2015年7月10日、カッコ内に名前を加えました。昔の友だちに気付いてほしくて・・・

VirtualBox:ストレージサイズ拡張 -2- (ゲストOSが Windows の場合)

2014-11-14 11:10:10 | 北窓舎
別記事では、仮想環境/ゲストOSが Linux Mint の場合を例示していました。

本記事では Windows 8.1 をゲストOSとしてストレージサイズを拡張した例を挙げてみます。
(Windows なので「ディスクの管理」を使って簡単に処理できます)

サイズの拡張は、次の2つの手順です。
 1.コマンドラインより「VBoxManage」を使ってディスク容量を拡張する。
 2.(Windows なので)ディスクの管理を使い、
   パーティションを1.で拡張したサイズまで拡張する。
   (未割り当ての部分を割り当てる)

拡張前は Windows 8.1(32-bit)用に 25GB を割り当てていました。
Windows Update を適用しているうちに空き容量が少なくなってきたので、
40GB に拡張しました(15GB 増量)。

1.コマンドラインより「VBoxManage」を使ってディスク容量を拡張する

   [注]ここは別記事を流用しています。
      なので、vdi ファイルは(Windows ではなく)Linux Mint となっています。


  1.1 VirtualBox をインストールしているフォルダー(ディレクトリ)まで移動します。
    (CD コマンド使用、例えば CD "C:\Program Files\VirtualBox" など)
      
      (上図では、H:\Tools_1\VirtualBox に移動しています。)

  1.2 VBoxManage modifyhd で拡張したい vdi ファイル名(フルパス)とサイズ(MB)を指定します。  
   (例 VBoxManage modifyhd "V:\VirtualBox\Linux Mint\Linux Mint.vdi" --resize 30720 )
      
      (上図では「H:\Tools_1\Virtualbox」 が VirtualBox のインストール先です。
       「V:\VirtualBox\Linux Mint\Linux Mint.vdi」がパーティションサイズ変更対象の vdi ファイルです。
       vdi ファイルのフルパスにスペースが含まれるので前後にダブルクォーテーションを付けています。
       サイズの指示「--resize」(ハイフン2つに続けてresize)では 30720 MB = 30GB を指定しています。)

    【構文】
       
    【詳細:英文】
      VBoxManage modifyhd の典拠

  [注]実際に使用した VBoxManage modifyhd コマンドは次のとおりです。(40 GB に拡張)
     VBoxManage modifyhd "V:\VirtualBox\Windows 8\Windows 8.1 32-bit\Windows 8 32-bit.vdi" --resize 40960

     下図のように仮想マシンをグループ化しているので、フォルダー階層が深くなっています。
     「VirtualBox マネージャー」で見た場合:
      
     エクスプローラーで見た場合:
      

2.「ディスクの管理」によりボリュームの拡張を行う

  2.1.「VBoxManage」を実行した後で
    ゲストOS(ここでは Windows 8.1)を起動すると、
    「ディスクの管理」ではこのように見えています。
    

  2.2. 「ボリュームの拡張」で「未割り当て」分を割り当てると、次のようになります。
    


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