今日から新しいシリーズを始める。タイトルは「思い出がここにある」。
ネタ元は前々回の「話の特集」編集長ー矢崎泰久氏の著作からの借り物。
今日の主人公は【永六輔】1933/S08-2016/H28(83歳没)放送作家・作詞家。
▶恋人よ我に帰れ:永六輔&遠藤泰子ー2003年 9:04 by LazybonesA6
私事だが、’70年代半ばから我が家ではテレビを見なくなり、専らラジオを聴いた。
よく聴いた番組が「永六輔の誰かとどこかで」。アシスタントが遠藤泰子アナ。
懐かしい!・・・今も平日朝「森本毅郎スタンバイ」で彼女の声は聴いているが。
~「話の特集」への寄稿以来、永と矢崎は半世紀の交遊があった。
矢崎の周辺では、永の事を「タメニちゃん」と呼んでいた。
「誰かのタメ」「友人のタメ」「福祉のタメ」なら一肌脱ぐタイプというわけ。~
※~の中は矢崎著書からの引用。以下同様。
▶宵々山コンサート'95 9:54 by syouei
~永は乞われると、「生きているということは借りを返すこと」と色紙に書いたりした。~
▶人はなぜ歌うか1 15:26 by mebaru kun
▶人はなぜ歌うか2 14:21 by mebaru kun
~晩年、永さんがパーキンソン病になり転んで骨折し、めっきり老いた。
私ほど永さんの死を見たくないと思っている友人は他にいない。~
~野坂昭如が言うように永六輔は天才である。無論本人はそう呼ばれることに抵抗感がある。
それでもいい人と思われたいという弱点を時々見せる。そこが無理をすることに繋がっているのだろう。~
「永六輔」の項終わり。それでは明日またお会いしましょう。 [Rosey]