遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
といっても肩肘はらずに 楽しく面白く書きたいと思います

明治の画家~番外編・何処へ戻る?

2023年06月12日 | 絵画

画像検索でそういう名が出て来た。
他にマンシュウキスゲ、ニッコウキスゲ、オリエンタルユリとか・・・。 


HH(ヘレン・ハイド)が終わってひと息ついて、さて、何処へ戻ればいいの?
道草をし過ぎて、本道が何処か分からなくなってしまった。
番外編は、明治の雑誌をテーマに始めて最初が美術雑誌「方寸」。
遡って見返してみたが、脈絡がありそうで無さそうで・・・。
「方寸」に戻ると、また二の舞になりそうだ。

そこで今日は詩歌文芸誌の「明星」を取り上げる。
「明治の画家」でも、番外編だからOKだろう。

「明星」の創刊は1900(明治23)年、「方寸」より7年早い。
編集主幹は与謝野鉄幹。主なメンバーには、与謝野晶子・北原白秋・石川啄木・木下杢太郎・吉井勇・山川登美子らが参加。
名前は知っていても顔は殆ど知らないのでポートレートを・・・
なお、本日の掲載写真はすべて拡大画像は無いのでよろしく。

 
与謝野鉄幹・晶子               北原白秋

 
石川啄木・節子               木下杢太郎

 
吉井勇・徳子                 山川登美子

余計なお世話だが、吉井勇の妻・徳子は「不良華族事件」の主犯格で投獄され、勇とは離婚した。

「明星」の表紙絵を数枚。画は創刊号のみ一條成美、他は藤島武二。

 
創刊号表紙(1900)              表紙(1902)

 
表紙(1904)                 表紙(?)

画家の藤島武二は、以前、明治の画家として取り上げた。
彼は、与謝野晶子の単行本の装丁も行っている。

  
乱れ髪         小扇         夏より秋へ

「明星」は8年後、100号をもって廃刊、総合文芸誌「スバル」に衣替えした。
その話は次回で。

では明日またお会いしましょう。

[Rosey]

最新の画像もっと見る

コメントを投稿