画像検索でそういう名が出て来た。
他にマンシュウキスゲ、ニッコウキスゲ、オリエンタルユリとか・・・。
HH(ヘレン・ハイド)が終わってひと息ついて、さて、何処へ戻ればいいの?
道草をし過ぎて、本道が何処か分からなくなってしまった。
番外編は、明治の雑誌をテーマに始めて最初が美術雑誌「方寸」。
遡って見返してみたが、脈絡がありそうで無さそうで・・・。
「方寸」に戻ると、また二の舞になりそうだ。
そこで今日は詩歌文芸誌の「明星」を取り上げる。
「明治の画家」でも、番外編だからOKだろう。
「明星」の創刊は1900(明治23)年、「方寸」より7年早い。
編集主幹は与謝野鉄幹。主なメンバーには、与謝野晶子・北原白秋・石川啄木・木下杢太郎・吉井勇・山川登美子らが参加。
名前は知っていても顔は殆ど知らないのでポートレートを・・・。
なお、本日の掲載写真はすべて拡大画像は無いのでよろしく。
与謝野鉄幹・晶子 北原白秋
石川啄木・節子 木下杢太郎
吉井勇・徳子 山川登美子
余計なお世話だが、吉井勇の妻・徳子は「不良華族事件」の主犯格で投獄され、勇とは離婚した。
「明星」の表紙絵を数枚。画は創刊号のみ一條成美、他は藤島武二。
創刊号表紙(1900) 表紙(1902)
表紙(1904) 表紙(?)
画家の藤島武二は、以前、明治の画家として取り上げた。
彼は、与謝野晶子の単行本の装丁も行っている。
乱れ髪 小扇 夏より秋へ
「明星」は8年後、100号をもって廃刊、総合文芸誌「スバル」に衣替えした。
その話は次回で。
では明日またお会いしましょう。
[Rosey]