今日は「女心」の音楽です。
というと古い訳詞だけれど堀内敬三さんのものが思い浮かぶ。
♪風の中の 羽のように いつも変わる女心
涙こぼし笑顔つくり うそをついて だますばかり
ヴェルディのオペラ「リゴレット」でテノールが歌う「女心の歌」。
古い訳詞のものを探していたら、東海林太郎さんの歌があったのでまずそれを!
何だか子どものような可愛らしい歌い方と声にビックリ。
さて、Roseyがこの歌を歌うのは分からなくもない。
もちろん彼女のことだ。女心を男心に変えて歌うだろう。
まあね、男だって涙こそこぼさないだろうけれど、あとは女と同じだ。
だけれどRoseyを理解できるのはここまでだ。
彼女は何とバーブ佐竹の「女心の唄」がお気に入りなのだ。なぜ?
ともかく歌と歌詞を・・・。(また歌詞カードを作ってしまった)
この歌の主人公はバーとかスナックとかクラブとかで働く女性だろう。
なぜ、Roseyが繰り返し聴くほどご執心なのだ?
その時は考えもしなかったが、今となっては何か怪しい。
私よりン歳も年上だし、彼女には私の知らない過去があったのでは?
そういう夜の仕事をしていた昔があったとか・・・。
でも、捨てられてメソメソするような女性ではなかったし、Roseyは。
「そんなオトコとは早く縁を切ったほうがいいよ!」
そう言って、知り合いの女性を別れさせたことが何度あったか・・・。
じゃ、何故なのさ?
仮にRoseyには私の知らない過去があったとする。
でも、私の知らない過去なのだから、私にはどうしようもない。
過去は過去、変えることはできないのだ。私は彼女を丸ごと引き受ける!
なんてカッコつけちゃって・・・。
歌詞の最後はこうだ。
♪いつか来る春 幸せを のぞみ捨てずに ひとり待つ
Roseyは繰り返し聴くたび、私に出会えた幸せを噛みしめていたのだ。
そういうことにしておきましょ・・・。
[Rosey]