~埼玉・蔵造りの街並み~ ~新潟・芸妓街(昔の花街)~
前回の新潟ブルースでは霧が舞台装置の一つだった。
違う、雪だよ、と私はケチをつけた。
わたしが霧で思い出す土地は、実は埼玉なのである。
1年間そこに住んでいて、都心の職場に通っていた。
池袋から北へ延びる私鉄路線の駅である。
その電車が霧で遅れることがよくあった。
だから霧の想い出はなぜか埼玉とともにある。
そして繋がったのが「なぜか埼玉」の歌というわけだ。
歌詞も、珍無類、脈絡なし、ナンセンス極まりない内容である。
「シャレで作っただけだから、テキトーなやつに歌わせておけ」
でも、「演歌調の歌をこぶしをつけずに歌う」ことが条件だったとか。
作る方もいい加減だし、歌うのもシロート同然だから下手で当たり前。
とにかく笑える。埼玉の人は腹を立てるだろうが・・・。
タモリがラジオ放送で取り上げてから「変な歌」で人気が出たという。
そのうち「跳んで埼玉」という映画まで作られた。
どうやら、埼玉と千葉とがライバル同士で争うらしい。
表紙写真に、住んでいた小江戸と呼ばれる地域の蔵造りの街並みを掲げた。
もう一枚は前回新潟で掲載を忘れたもの。今は観光名所になっている。
私は千葉にも2年間住んだ。次は千葉の歌・・・どんな歌がある?
時間は3分51秒。とにかくシャレで作った歌なので笑いながらご覧を!
[Rosey]