・・・今日はブラジルの南に位置する3か国編・・・
・・・南米の臍に位置するパラグアイの音楽から。
パラグアイ音楽には、アルパ(ハープのスペイン語読み)が欠かせない。
製作技術、演奏者の数、楽曲の種類で他国を凌駕する国民的な楽器。・・・
▶「TREN LECHERO(牛乳列車)」 アルパ演奏:MARTIN PORTILLO 5:33
~アルパと格闘するような演奏。農村から都市へ牛乳を運ぶ列車の描写曲。
▶「CASCADA(滝))」 アルパ:同上+ギター2挺~滝の描写曲 5:18
▶「パラグアイ舞曲 第1番ーNo.12」 ギター:juanjo dominguez 3:12
~パラグアイの音楽家、アグスティン・バリオス=マンゴレ作曲
・・・面白い動画を見つけた。ゴミの山から彫り出した材料で楽器を制作。
パラグアイ青少年オーケストラ(ランド・フィルハーモニック)で演奏する。
同じゴミの山で失敗を繰返し続けている愚かな国も見習うといい。・・・
▶Paraguayan Youth Orchestra - Land Philharmonic 13:15
~字幕アイコンをクリックすると日本語字幕を表示する
・・・次はボリビアの国。アンデス地方の音楽(アンデスのフォルクローレ)は
ボリビアを中心に広がり、先住民の要素が色濃く残る文化の一つ・・・。
▶「Viva Santa Cruz(サンタクルーズ万歳)」 演奏:bolivia band 3:02
▶「El Condor Pasa(コンドルは飛んで行く)」 演奏:Leo Rojas 3:15
▶「Der einsame Hirte(孤独な羊飼い)」 演奏:Leo Rojas 3:57
▶「Despedida(さようなら)」 演奏:Condemayta de acomayo 3:07
・・・最後はウルグアイ、最初の曲はアルゼンチン生まれではなかった。
作曲したのはウルグアイ出身のヘラルド・マトス・ロドリゲス(1917年) 。・・・
▶「La Cumparsita」 演奏:Salomé Chamber Orchestra 3:14
・・・ウルグアイの音楽にcandombe(カンドンベ)がある。
太鼓中心の激しいリズムをもつ舞曲で、植民地時代に、アフリカ出身の黒人奴隷らによって作られたという。・・・
▶「La luna vino(月が出る) al Candombe」 演奏:BARRIO SUR 6:32
▶「Negro(黒人)」 演奏:Ruben Rada 5:49
~ ルベン・ラダはウルグアイを代表する打楽器奏者・歌手・作曲家。
Candombeにロック・ジャズ・サルサ・ソウルなどのサウンドを融合させ、
国内外にCandombeを広めた。
今日はここまで。それでは明日またお会いしましょう。
[Rosey]