祖母の余命
8年
それは電池が切れるとき。
祖母が96歳のとき、ペースメーカーを入れることになりました。
お医者さんからいろいろ説明がありました。
そのうちの1つが、5年で電池交換の必要がある、ということ。
家族は皆、101歳?ないない。と思っていました。
でも、日々回復していく祖母を見て、ひょっとすると電池交換する日が来るかも・・・と思うようになりました。
祖母は大変わがままな人なので、私は心底腹が立つことがあります。
そんなときは、「電池交換しないよ!』と暴言を吐いてやります。
98歳になり、ペースメーカーの点検をしてもらったところ、この使い方なら電池はあと8年もつ、と言われたようです。
106歳?
電池交換しないよ、なんて、何の脅しにもなっていませんでした・・・
ちなみに心臓が自力で頑張っているときは、電池の消耗が少ないようです。
祖母の心臓、がんばってます。