私が工房で一番よく使う機械は軸傾斜盤です。
かっこ良く言うと、テーブルソー(たぶん)。
丸ノコの刃がテーブルの下からでてきて、材料を切ったり複雑に加工することができます。
先日、この機械を使ってベニヤを小さめの六角形にカットしました。
角度をつけるときは治具を使ってカットし、角度をつけなくてもよい部分は治具を使わずにカットしていました。
ベニヤが小さくて短いので、角度をつけない場合でも治具を使わないと危ない作業なのですが、なぜか、『大丈夫そう』と思ってしまい、治具なしでカットを始めました。
6枚中3枚目までは問題なくカットできました。
4枚目、同じ様に注意深く材料を通したのですが、材料を抑える手が突然刃物の方に引っ張られるのがわかりました。
ヒヤリとしました。
すぐに手を止め機械のスイッチを切りました。
あーヤバかった
ヒヤリ・ハットは大事なので、なぜそんなことになったのか、材料を見ながら考えました。
原因がわかったので治具を作って残りをカットしました。

(見る人が見れば、何をやらかしたかわかってしまう。
恥ずかしいけど、載せておきます。)
終わってから、もう一度冷静に考えて、ゾッとしました。
これはヒヤリレベルではなかったな・・・と、反省しました。
指を刃物に巻き込まれなかったのは運が良かっただけです。
普段は信じてもいない神様に、
神様ありがとう!!と感謝しまくりました。
大袈裟だよ~、と思われそうですが、
この程度のことをスルーしていると、いつか指がなくなります。
そういえば、この機械を買ってからずっと、毎回安全のために指差し確認をしながら作業していたのに、最近では全くしなくなっていました。
最後に指差し確認したのは一体いつだろう・・・?
今日からまた指差し確認するぞ!
どなた様もご安全に。