カッピー会の薪窯焼成も五回目となります。
4月9日より4日間の日程で実施しました。
異常な暖かさで迎えた桜の季節。
夢宇窯の里は、霜が降りる寒さの朝を迎えるほどに、気温の変化は異常。
それでも丁度、里は花盛りです。
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9日午前10時より、何時もの様に窯入れ準備開始!
昼には、岡山駅で購入持参頂いた弁当を美味しく頂きました。
午後3時ごろからは、順調に窯入れ作業。
窯口をレンガでふさぎ、温度計をセットして 終了!
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窯を閉じたその時点で一つの作業忘れに気づきました。
さてどうするか!修復する方法は、やり直すしかありません。
エイ! このまま焼成に入ろう!
そんなに問題にならないだろうとのその時点での判断でした。
火入をして6時間600℃付近までは予定通りの昇温。
ところが、それからというもの700℃までが一向に上がりません。横ばい状態が7時間も続き地獄状態です。
このころからやっとその原因の一つではないかと思い始めたのが、1段目の燃焼室と作品焼成室とを仕切る棚の隙間の処理忘れです。
窯幅720㎜に対して棚板の幅は650㎜ですから隙間が両サイド35㎜で奥行き幅800㎜あります。
今回、その隙間をブロックすることを忘れていましたから、両サイドから、炎が分散することになり、イッテコイの炎の流れが弱まったのではないかと思います。
その上に、きっと焚口から直に煙道の入り口に炎が流れたのではないかと想像できます。
窯の構造上、炎は、焚口から奥壁に向かって走り、跳ね返って上部に流れ、焚口上部の煙道口に抜ける構造になっています。
苦労の末、やっとの思いで1100℃まで漕ぎ着けたものの、それからは、9時間わずかながら上昇はあるもののほぼ横ばい。
1200℃越えには程遠く、体力も気力も限界となりました。
26時間1176℃で窯焚き中止!窯閉めしました。
過去の焼成会では、1300℃越えは勿論、当然のように1250℃をキープできていたことから、ショッキングな焼成となりました。
深夜の食事会は、乾杯~!とはなりません。疲れたー!!
12日の朝10時から窯開き。さてさて、結果は?
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やはり、やはり。1200℃を超えられなかったのは致命的ですね!
灰が黒く残り、釉薬も溶け切れていない。大失敗の焼成でした。
メンバーの皆さんには、申し訳ない私の失敗でした。
次回の焼成でリベンジ! この失敗の原因が明らかになるでしょう。
二度焼き三度焼きの成果を期待!!!
4月9日より4日間の日程で実施しました。
異常な暖かさで迎えた桜の季節。
夢宇窯の里は、霜が降りる寒さの朝を迎えるほどに、気温の変化は異常。
それでも丁度、里は花盛りです。
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9日午前10時より、何時もの様に窯入れ準備開始!
昼には、岡山駅で購入持参頂いた弁当を美味しく頂きました。
午後3時ごろからは、順調に窯入れ作業。
窯口をレンガでふさぎ、温度計をセットして 終了!
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窯を閉じたその時点で一つの作業忘れに気づきました。
さてどうするか!修復する方法は、やり直すしかありません。
エイ! このまま焼成に入ろう!
そんなに問題にならないだろうとのその時点での判断でした。
火入をして6時間600℃付近までは予定通りの昇温。
ところが、それからというもの700℃までが一向に上がりません。横ばい状態が7時間も続き地獄状態です。
このころからやっとその原因の一つではないかと思い始めたのが、1段目の燃焼室と作品焼成室とを仕切る棚の隙間の処理忘れです。
窯幅720㎜に対して棚板の幅は650㎜ですから隙間が両サイド35㎜で奥行き幅800㎜あります。
今回、その隙間をブロックすることを忘れていましたから、両サイドから、炎が分散することになり、イッテコイの炎の流れが弱まったのではないかと思います。
その上に、きっと焚口から直に煙道の入り口に炎が流れたのではないかと想像できます。
窯の構造上、炎は、焚口から奥壁に向かって走り、跳ね返って上部に流れ、焚口上部の煙道口に抜ける構造になっています。
苦労の末、やっとの思いで1100℃まで漕ぎ着けたものの、それからは、9時間わずかながら上昇はあるもののほぼ横ばい。
1200℃越えには程遠く、体力も気力も限界となりました。
26時間1176℃で窯焚き中止!窯閉めしました。
過去の焼成会では、1300℃越えは勿論、当然のように1250℃をキープできていたことから、ショッキングな焼成となりました。
深夜の食事会は、乾杯~!とはなりません。疲れたー!!
12日の朝10時から窯開き。さてさて、結果は?
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やはり、やはり。1200℃を超えられなかったのは致命的ですね!
灰が黒く残り、釉薬も溶け切れていない。大失敗の焼成でした。
メンバーの皆さんには、申し訳ない私の失敗でした。
次回の焼成でリベンジ! この失敗の原因が明らかになるでしょう。
二度焼き三度焼きの成果を期待!!!