Blogアトリエ陶夢 <夢宇窯>

アトリエ陶夢の作品や活動紹介、各種陶芸活動、陶の郷づくりを掲載します。

制作シリーズ⑦ しめ飾りづくり 

2020年12月25日 | アトリエ陶夢
 今年もしめ縄を作りました。マンション玄関用にと作ったものです。
 

田舎の我が家の飾りは、玄関と床の間にはそれぞれ写真の形です。(以前に飾ったもの)
  
 (サムネイル画像)
 親父の代では、藁を束ね上部は三つ編みで仕上げた形です。
各地方、それぞれの家で形状は異なるようです。
 伝統の編み方を基本に、いくつかのしめ縄を作ってみました。
 ごぼう注連(じめ)
  
 輪飾り
 
 
 冒頭の玄関飾りは、右の一輪の飾りを横向きに応用して飾りつけたものです。
 今年は、コロナ過で巣ごもりの時間が多く、例年になくゆったりした師走を迎えています。その為、のんびり楽しく制作ができました。
材料となる藁も田舎の道の駅で販売していたものを500円程で購入してみました。
これまでは、普通の藁を使っていましたが、やはり青田刈りの藁はしなやかで扱いやすく奇麗です。飾りの穂も付いていました。

 今回の制作にあたっては、藁の綯(な)い方や方向、ごぼうじめの向き、しめ縄としめ飾りの違いやそれぞれの飾りの持つ意味など、再確認ができ意義のある時間でした。