この記事は、少し前の2012年8月26日の日経新聞に掲載されたものです。記事に書いてあるとおり、がんの多くは生活習慣病の一種であり、環境要因が9割以上占めるという事が書かれています。大切なのは毎日の食事だと。
なぜ、そこまで分かっていて、予防医学としての正しい食事が普及しないのでしょうか。
不思議でなりません。
普及したのはサプリばかり。それでは本当の健康を手に入れる事はできませんのに。
一刻も早くアメリカ式の現代栄養学が体質の違う日本人には合わない事を認識し、日本人のための栄養学が広く認知されるよう願います。
病気になる前の健康なうちに、やれる事、やるべき事は沢山あるのですから、出来る事から始めて欲しいと願うばかりです。
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いま日本人が最も恐れている病気はがんだろう。厚生労働省の2011年の人口動態統計におれば、日本人の死亡原因の第一位は悪性新生物、つまりがんだ。昨年だけで35万7千人あまりが亡くなっている。およ3人に1人はがんで死んでいることになる。
がんは1981年に死亡原因のトップになり、年々その数が増加している。男性では肺がん、胃がん、大腸がん、肝がんの順で多い。女性では、大腸がんが最も多く、肺がん、胃がん、乳がん、肝がんが続く。
がんは老化とともに必然的に発生する病気だ。寿命が伸びるにつれて増えるのは仕方ない。しかし、がんの多くは生活習慣の一種で未然に防げるとわかってきた。食生活やライフスタイルを改善することで、がんの発生を抑えられる。
病気は遺伝と環境の二つの要因が複雑に絡まって起こるが、生活習慣病は特に環境要因の寄与が大きい。がんはその典型で、一説によると環境要因が9割以上占めるという。
といっても、難しく考える必要はない。大切なのは毎日の食事だ。がんを引き起こす環境要因のうち、30%~35%は食事が関係しているとされる。食物の成分や食品添加物などのほか、調理によてできた発がん物質が口から取り込まれ、がんを誘発する
実は、がんの中で食事との関わりが最も大きいのは前立腺がんだ。08年に出た海外の文献によると前立腺がんに寄与する食事の割合は75%だったという。以下、結腸・直腸がん(いわゆる大腸がん)が70%、膵臓がん、胆のうがん、乳がんなどが50%、胃がんの35%と続く。
近年、男女ともに増えている肺がんは食事が関係する割合は20%と低いが、たばこの影響が高くなる。たばこには50種類以上の発がん物質が含まれているといわれる。先に紹介した海外の文献によると肺がんの発症に喫煙が寄与する割合は男性で84%、女性で77%とされている。食道がんや膵臓がんなど他のがんのリスクも高めることがわかってきた。
食事とたばこはがんの2大原因といえるが、肥満も見逃せない。食生活やライフスタイルを正しくすればがんにかからず、たとえかかったとしてもその進行を遅らせられることを認識してほしい。
(江戸川大学特任教授中村雅美)
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