昨日、夕方から傷が静かに痛む。
娘の出産時の帝王切開の傷。
当時の主治医の先生に、
「いつまで痛むのですか?」と
お尋ねしたら、
「一生」と即答された。
ほんまや。
もう、娘18歳。
まだ、痛む。
娘、予定日を過ぎても
全く産まれず。
いろいろな経過があり、
緊急帝王切開手術に至った。
不安は全くなかった。
おぎゃーおぎゃー、
元気な産声を聞いた時、
「夢みたい」と思ったこと、
忘れない。
この静かな痛みは、
「また来たかぁ〜」と
苦にはならない。
娘に
「夢みたい」の話をする。
いつもいつも
とっても嬉しそうに、聞いている。
18歳の今もね。
余談。
執刀下さった先生が言って下さった。
「とても良い胎盤でしたよ」
うーん、見たかった。