新聞に紹介されている本の中、
<すべてが思い出にかわる>との
タイトルを見つけた。
違うよ。
思い出には変わらない
そんな人も多いのよ。
生きていくのに必死なのよ。
自分の生活が暮らしが
どうなっていくのか?
踏ん張って、
踏ん張っているのよ。
大切なものを守ることが出来ないと
絶望の中にいる人だって
たくさんいるのよ。
「思い出に変わる」なんてこと
簡単に言わないで。
満開の桜の下を
ワンコと散歩をした。
毎年、毎年、
桜は
まぶしい姿を見せてくれる。
来年の桜の季節の自分は
どうなっているのか?と、
たまらぬ思いの中で
桜を見上げる人も多いよな、
そんな思いで
桜の下にいた。
そうや。
夕飯のね。
お味噌汁。
おばあさんの畑の採りたての
柔らかな春菊で
作ったの。
おあげさん入れて。
卵をといて。
それはそれは、
美味しかったんよ。