
セレブリティ 2022/9/4 12:30
ダイアナ妃が自動車事故で亡くなってから8月31日で25年となり、メディアが騒がしくなってきたが、さらに追い打ちをかけたのが2020年3月に王室を離脱したメーガン妃だ。自身が司会を務めるポッドキャスト番組「Archetypes」が突如23日に配信され、英王室に対する恨み節をぶつけたうえに、「The Cut」誌のインタビューでも追い打ちをかけている。

【写真を見る】「The Cut」の表紙を飾ったメーガン妃。そのインタビュー内容に世界中のメディアから厳しい声写真はThe Cut(@thecut)公式Instagramのスクリーンショットすべての写真を見る(4件)
おもな内容は、ヘンリー王子との結婚で人種(黒人の血を引いている)を意識させられたこと、第1子アーチーの写真を英メディアに提供する際に彼らが差別用語(ニガー)を使用していたこと、さらには南アフリカの元大統領の故ネルソン・マンデラと自身を重ねるような発言をするなど、英国社会や英王室への不満が満載の内容になっている。
これについて、日ごろから私生活を犠牲にして奉仕の精神を打ち出してきたエリザベス女王を君主に持つ英国メディアや市民が憤慨するのは当然のことだが、各国のメディアからの批判が止まらない。アメリカ「NY POST」は、「よちよち歩きを始めた子どもとティアラ」という見出しで、赤ちゃん用のドレスにティアラを付けたメーガン妃が、腕を組み口をとがらせて拗ねている合成写真とともに、「過度に甘やかされたメーガン妃は、未だに英王室に対する愚痴をこぼしている」と報道しているが、中でも強烈なのは、ドイツメディアだ。
これについて、日ごろから私生活を犠牲にして奉仕の精神を打ち出してきたエリザベス女王を君主に持つ英国メディアや市民が憤慨するのは当然のことだが、各国のメディアからの批判が止まらない。アメリカ「NY POST」は、「よちよち歩きを始めた子どもとティアラ」という見出しで、赤ちゃん用のドレスにティアラを付けたメーガン妃が、腕を組み口をとがらせて拗ねている合成写真とともに、「過度に甘やかされたメーガン妃は、未だに英王室に対する愚痴をこぼしている」と報道しているが、中でも強烈なのは、ドイツメディアだ。

「NY POST」はメーガン妃を「よちよち歩きを始めた子どもとティアラ」として批判写真はNEW YORK POST公式サイトのスクリーンショット
かねてからメーガン妃は、意図的にキャサリン妃の誕生日などにぶつけて新たな情報を提供し、メディアの報道を自分に向かせるように仕向けていると非難されてきたが、「Daily Mail」によれば、ドイツメディア「BILD」は「25年前にダイアナ妃が亡くなった大切な日に、ウィリアム王子と義妹メーガンの緊張状態のあおりを受けて、ヘンリー王子との兄弟関係が修復不可能なものになった。もっと正確に言えば、メーガンは、ダイアナ神話を自分のキャリアに利用する恥ずべき企てをしている。メーガンはダイアナ妃の表情、ジェスチャー、寛容なチャリティ精神などをコピーしている」として、意図的にメーガン妃が自身のPRのためにこの時期を選んだと厳しく非難。
別のドイツメディア「STUTTGARTER NACHRICHTEN」は、ダイアナ妃の命日の2日前にメーガン妃のインタビュー記事が発売されたことで、ダイアナ妃の影が薄れてしまうことを心配している英王室関係者もいると、間接的にダイアナ妃を弔うための大切な日であることを伝えている。スペイン版「MARIE CLAIRE」も、「自身の英王室時代をダイアナ妃と比べているメーガン・マークルは、初めて自身のポッドキャストとインタビューをリリースし、英王室離脱について細部にわたって言及した。偶然か意図的か、ダイアナ妃が亡くなって25年のタイミングでローンチされた」と書き立てており、意図的であることは誰もが感じている様子。

7月に行われたネルソン・マンデラ国際デーの祝賀イベントに出席した夫妻[c]SPLASH/AFLO
また日ごろからメーガン妃に対して歯に衣着せぬ物言いのオーストラリアメディア「7 NEWS」は、「彼女の言ってることは卑劣で愚か」とメーガン妃の発言そのものを痛烈に非難している。
文/JUNKO
文/JUNKO

セレブリティ 2022/9/4 18:30
メーガン妃が、「The Cut」のインタビューのなかで、『ライオン・キング』(19)のプレミアの際に、南アフリカ出身のキャストから言われたと発言していることが物議を醸している。

【写真を見る】ヘンリー王子夫妻、2019年の『ライオン・キング』プレミアで見せた手つなぎ姿![c]SPLASH/AFLOすべての写真を見る(5件)
メーガン妃は、『ライオン・キング』のロンドン・プレミアに出席した際に、南アフリカ出身のキャストに、「このことだけは、あなたに知っておいてもらいたい。あなたがロイヤルファミリーと結婚したとき、私たちは、マンデラが刑務所から釈放されたときと同じように、街頭で喜びを分かち合ったんです」と、言葉をかけられたことを語っている。

ジョン・カニはロンドンプレミアに出席しておらず、メーガン妃に会ったことがないと説明[c]SPLASH/AFLO
「Daily Mail」に、同作で唯一の南アフリカ出身のキャストで、ラフィキの声を担当しているジョン・カニが明らかにしたところによれば、カニはロンドン・プレミアには出席しておらず、メーガン妃には会ったことがないと説明している。さらに、「彼女の記憶違いではないか。私の記憶では、南アフリカでは、誰も彼女がいつ結婚したのか、どんなものかも知らなかった」そうで、驚きを隠せないようだ。また、オープニングで「Circle of Life」を歌った南アフリカ出身の女優リンディウェ・ムキゼは、同プレミアに出席したがメーガン妃とは話していないという。
残る南アフリカ出身者は、作曲家のレボ・Mのみ。彼は同プレミアに出席し、イエローカーペットでヘンリー王子とメーガン妃と会話をしたことを認めており、「3年も前のことであり、1分以内の会話のなかで、お2人が南アフリカあるいはボツワナを訪問することについて以外、なにを話したかの詳細は覚えていません」と話している。
残る南アフリカ出身者は、作曲家のレボ・Mのみ。彼は同プレミアに出席し、イエローカーペットでヘンリー王子とメーガン妃と会話をしたことを認めており、「3年も前のことであり、1分以内の会話のなかで、お2人が南アフリカあるいはボツワナを訪問することについて以外、なにを話したかの詳細は覚えていません」と話している。

レボ・Mはなにを話したかの詳細は覚えていないと話している[c]SPLASH/AFLO
「Daily Mail」などには、その際の様子を捉えた約1分ほどの動画が掲載されており、レボ・Mは、「南アフリカでは、みんながメーガン・マークルについて聞いていますよ」と話しかけているようだが、ヘンリー王子との方が長く会話しており、メーガン妃との会話はわずかだった。
白人のヘンリー王子と結婚したメーガン妃と、人種隔離政策と闘ったことで国家反逆の罪を着せられ、27年間にわたって獄中生活を強いられた南アフリカの故ネルソン・マンデラ元大統領を比較したことについて、マンデラ元大統領の孫である男性は「比較されるべきものではない」と反発している。ネットユーザーたちからは、「メーガンは作り話の天才だからね」「実際にレボ・Mが発言したとしても、認めることはできないはず」との声が寄せられている。真相は闇の中だ。
文/JUNKO
白人のヘンリー王子と結婚したメーガン妃と、人種隔離政策と闘ったことで国家反逆の罪を着せられ、27年間にわたって獄中生活を強いられた南アフリカの故ネルソン・マンデラ元大統領を比較したことについて、マンデラ元大統領の孫である男性は「比較されるべきものではない」と反発している。ネットユーザーたちからは、「メーガンは作り話の天才だからね」「実際にレボ・Mが発言したとしても、認めることはできないはず」との声が寄せられている。真相は闇の中だ。
文/JUNKO
故ダイアナ妃が自動車事故で悲運の死を遂げてから25年となる今週、メーガン妃が「The Cut」誌のインタビューで英王室を批判し、さすがに懐の深いアメリカ人も辟易した様子。「エリザベス女王からもらった称号を使って、未だに英国批判は見苦しい」「口を開けば悪口ばかりの恥知らず」「アメリカで新しい生活に満足しているのならそれでいいはず」「お金欲しさのPR」といったSNS上の声などを「Daily Mail」が伝えている。
また、白人のヘンリー王子と結婚した自分と、人種隔離政策と闘ったことで国家反逆の罪を着せられ、27年間にわたって獄中生活を強いられた南アフリカの故ネルソン・マンデラ元大統領を比較したことで「一体自分を誰だと思っているの?」という声が寄せられているが、たまりかねたマンデラ元大統領の孫の1人が「Daily Mail」に対し、独占で異を唱えた。
また、白人のヘンリー王子と結婚した自分と、人種隔離政策と闘ったことで国家反逆の罪を着せられ、27年間にわたって獄中生活を強いられた南アフリカの故ネルソン・マンデラ元大統領を比較したことで「一体自分を誰だと思っているの?」という声が寄せられているが、たまりかねたマンデラ元大統領の孫の1人が「Daily Mail」に対し、独占で異を唱えた。

【写真を見る】メーガン妃の発言に批判続出!ネルソン・マンデラ国際デーのイベントに出席した際のヘンリー王子夫妻[c]SPLASH/AFLOすべての写真を見る(4件)
ことの発端はメーガン妃がインタビューの中で、『ライオン・キング』(19)のプレミアに出席した際に、南アフリカ出身のキャストに言葉をかけられ、「彼は私のことをまるで光を見るような眼差しで見つめながら、『このことだけはあなたに知っておいてもらいたい。あなたがロイヤルファミリーと結婚した時、私たちはマンデラが刑務所から釈放された時と同じように、通りで喜びを分かち合ったんです』と言った」と語っているもの。
これについて、マンデラ元大統領の孫である男性は驚きを隠せない様子で、「祖父の釈放は、南アフリカでの60年にわたる残虐なアパルトヘイトと350年の植民地支配に打ち勝った象徴だ。彼女が白人王子と結婚したこととはわけが違って、重要で深刻な理由がある。誰かの結婚と同一視されるものではない」と一蹴。

故ネルソン・マンデラ元大統領[cEVERETT/AFLO
それもそのはずで、若いころからアパルトヘイト撤廃に尽力し終身刑を受けたマンデラ元大統領は、1990年に釈放されたのちも当時の大統領と共に再び同活動を続け、1993年に2人でノーベル平和賞を受賞。1994年、南アフリカ初となる、全人種が参加した普通選挙を経て大統領に就任したという、稀有な人物だ。

7月に行われたネルソン・マンデラ国際デーのイベントでスピーチを披露したヘンリー王子[c]SPLASH/AFLO
ヘンリー王子夫妻は今年7月、ニューヨークの国連本部で開催されたネルソン・マンデラ国際デーの祝賀イベントに出席し、へンリー王子がスピーチを行うなどマンデラ元大統領へのリスペクトを示していたが、今回の一件で、南アフリカからも猛反発のツイートが。
「#VoetsekMeghan」(Voetsekは、アフリカーンス語で「消え失せろ」「あっちへ行け」という意味)のハッシュタグで、「自分とマンデラを比較するとは、なんて尊大で傲慢なんでしょう」「あなたの思い違いと傲慢さは、南アフリカへの侮辱行為」
「あなたたちの結婚式の時、通りで喜びを分かち合っている人などいなかった」とバッサリ。南アフリカ出身の俳優仲間たちは実際にハリウッドの通りで喜びを分かち合ったのかもしれないが、リップサービスも加わった賛辞を真に受け、わざわざ雑誌のインタビューで答えたことは、改めてメーガン妃の人としての資質を問われることになったようだ。
文/JUNKO
文/JUNKO