キャサリン妃、クリスマスコンサートでピアノの演奏を初披露 「音楽の力でみんなを1つに」

キャサリン妃、クリスマスコンサートでピアノの演奏を初披露　「音楽の力でみんなを1つに」

今月初めにクリスマスコンサートを主催したキャサリン妃。その様子がテレビで放送された。

By Yoko Nagasaka

2021/12/24

ウィリアム王子（Prince William）、キャサリン妃（Catherine, Duchess of Cambridge）Chris JacksonGetty Images

12月8日（水）にウェストミンスター大聖堂でクリスマスコンサート「Together at Christmas」を開催したキャサリン妃。その様子がテレビで放送、妃がピアノを演奏するシーンも登場した。公の場所で妃がピアノの腕前を披露するのはこれが初。この演奏はコンサート前日に大聖堂のチャプターハウス（参事会会議場）で収録された。

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courtesy of Duke and Duchess of Cambridge via YouTube

妃はシンガーソングライターのトム・ウォーカーと彼のクリスマスソング「For Those Who Can't Be Here（ここにいることができない者たちへ）」を演奏した。雑誌『ピープル』が入手した王室関係者の証言によると10月に妃はあるチャリティイベントでウォーカーに対面した。ウォーカーが依存症だった経験を歌った「Leave a Light On」に感銘を受けた妃は、彼にクリスマスコンサートで歌ってくれないかとオファー。この曲が「多くの人にとってふさわしいクリスマスソングになる」と考えてリクエストしたという。

王室関係者によると共演は妃が思い付いたアイディア。「コロナ禍によるロックダウンの間、妃は音楽にとても大きな安らぎを見出していた」と関係者。「音楽は特に今のような困難な時期に人々を1つにする力を持っている。そう実感した妃はトムのパフォーマンスにこのような方法で加わりたいと思った」。

「音楽が特に今のような困難な時期に人々を1つにする力を実感していた。そう考えた妃はトムのパフォーマンスにこのような方法で加わりたいと思った」。

コンサートのために自らツリーをデコレーションするシーンも。キャサリン妃（Catherine, Duchess of Cambridge）HandoutGetty Images

ちなみにウォーカーは「間違いなく一生に一度の体験だった。これまで一度も共演したことのないミュージシャンと演奏し収録するのは簡単なことではない。しかし妃は完璧にやり遂げた」「妃はとても素敵な、親切で温かい心の持ち主だった。その場にいたミュージシャンたちみんなに一緒に演奏できたことへの感謝の言葉を直接伝えていた」。ちなみに彼の母親は「テレビで見て大興奮していた」とも。妃とウォーカーから届いたクリスマスプレゼントにじっくり耳を傾けたい。