8月11日に、ヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱までの舞台裏を描いた暴露本「Finding Freedom Harry and Meghan and the Making of a Modern Royal Family(自由を探して)」が全世界同時発売された。
共同執筆者の王室ジャーナリスト、オミッド・スコビーと、王室コントリビューターのキャロリン・デュランドは、夫妻の関与を否定し、また「これまでメディアでゆがめられた2人の誤解を解きたい」と執筆の目的について語っているが、結果的には英王室に宣戦布告した形となっている。
その矛先はヘンリー王子の親友やキャサリン妃の母親にまで及んでいたようだ。
ヘンリー王子の従妹であり友人のユージェニー王女は、2018年10月に結婚式を挙げたが、「その際に、式場でヘンリー王子とメーガン妃が家族や友人らに妊娠のニュースを伝えていたことについて、注目がそらされるとして不快に思っていた。
挙式の3日後に正式に妊娠を発表したことでますます結婚式のニュースが埋もれてしまったことについて、『(メーガン妃は)もう少し待てばよかった』と友人に語っていた」という。
また2017年5月に行われたキャサリン妃の妹ピッパとジェームズ・マシューズの挙式に、当時ピッパが設定した「配偶者や婚約者以外の同伴者はNG」というルールによって、メーガン妃が式に姿を現すことはないとされていたが、メーガン妃に招待状を送ったとされており、出席が伝えられていた。
しかし暴露本によれば、最終的に欠席したことについて、「キャサリン妃の母キャロルとピッパは、メーガン妃が出席することによってメディアの注目がメーガン妃に集まることを懸念し、出席には乗り気ではなかったが、それでもしぶしぶ招待した。
メーガン妃は自分たちに注目が集まらないように、派手な衣装をやめメイクも自分でするつもりだったが、メーガン妃が直前に出席をやめたのは、『The Sun』が、『ピッパVSメーガン、挙式でのお尻対決』(2011年のキャサリン妃の挙式で、ピッパの後ろ姿のお尻が注目された)という見出しを報じたから」だという。
問題はその後だ。「その後、華美にならない衣装を選んでレセプションに出席したメーガン妃は、ヘンリー王子と一緒に楽しめると思っていたが、ピッパの意向で、一緒にいることは許されなかった。
まだ婚約もしておらず知り合いのいないメーガン妃は話す人がおらず、ここでロジャー・フェデラーの妻と知り合った。ヘンリー王子と再び会えたのは、ディナーが終了した後のダンスフロアだった」という。
メーガン妃と言えば、今年1月の王室離脱発表はキャサリン妃の誕生日前日、4月のウィリアム王子とキャサリン妃の結婚記念日に初のビデオ出演、そしてこれはあらかじめ決まっていたとはいえ、4月に新型コロナウイルスに感染したジョンソン首相が集中治療室に入ったことが報じられた日に、創設予定の非営利組織についてのインタビューが公になるなど、意図的とも思えるタイミングで自分たちのイベントをぶつけてくることから、これらの暴露については、「周囲全員を悪者扱いは、夫妻の人間性を疑われることになり残念」「婚約してないし、欠席でしょ普通」「ただただ、唖然」「私でも、ユージェニー王女やピッパと同じように感じたり、したと思う」「これで気を使っているのに…って言われても」といった声が寄せられている。
NY在住/JUNKO
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業界誌『ハリウッド・リポーター』の発表した「勝ち組&負け組」。勝ち組にはテイラー・スウィフトやマーゴット・ロビー&グレタ・ガーウィグコンビがエントリーした。

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ハリウッドの動向を扱うアメリカの雑誌『ハリウッド・リポーター』。雑誌『バラエティ』と並んで権威ある業界誌としての地位を誇っているが、今年の「ハリウッド最大の勝ち組&負け組」を発表した。負け組の中にヘンリー王子&メーガン妃が堂々エントリー、注目を集めている。
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その理由が手厳しい。同誌は「セレブとしての地位をアメリカで現金にするために儀礼的な公務の生活から逃亡した」。でもNetflixのドキュメンタリーも回顧録もそのタイトルも「愚痴っぽく」、メーガン妃のポッドキャストも「精彩に欠けていた」ため失敗したとバッサリ。「ヘンリー&メーガン」というブランドは「聖人ぶったバブルに膨れあがり、弾かれるのを待つばかりだった」。そのバブルにピンを刺したのはアニメ番組「サウスパーク」だと指摘している。
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今年3月に風刺アニメ『サウスパーク』は王子と妃が「プライバシーが欲しい!」と大騒ぎして注目を集めながら世界中を旅する様子を描いたアニメを放送。20分の短編ではあったが世界中が感じていた2人の行動の矛盾をはっきり見せ、王子と妃に対する世間の評価が大きく変わるきっかけにもなった。
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さらに同誌は2人との契約を打ち切ったSpotifyの重役が2人を「イカサマ師」と呼んだことにも言及。忘れかけていた読者に思い出させると「それでも軽蔑や嘲笑の方が、年間200回以上の王室の公式行事に出席しなければならない地獄のような状況に勝る」と皮肉っぽいコメントで締めている。
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ちなみに同じ負け組には、差別的な投稿を支持したことでXから広告主が離れる原因を作ったイーロン・マスク、映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』や『ホーンテッドマンション』がヒットしなかったディズニー、やはり不発に終わったホラー映画『スクリーム』シリーズなどが入っている。
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勝ち組にはワールドツアーが大成功したテイラー・スウィフト、映画『バービー』を大ヒットさせたマーゴット・ロビーとグレタ・ガーウィグなどがエントリー。ちなみに王子と妃との契約を継続しているNetflixも昨年に比べて業績が好転したことから、それに貢献した「ウェンズデー」のジェナ・オルテガと一緒に勝ち組に入った。王子と妃は自分たちの財団に寄付金が集まらず、赤字になってしまったことも報じられたばかり。来年はいろいろ回復軌道に乗せられるのか、注目したいもの。
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ブラッドリーと『アリー /スター誕生』で共演したレディー・ガガとレアの対面も実現した。

ブラッドリー・クーパー(Bradley Cooper)、レア・ド・セーヌ・シャイク・クーパー(Lea De Seine Shayk Cooper)AXELLE/BAUER-GRIFFIN//GETTY IMAGES
間もなくNetflixで配信が始まる映画『マエストロ: その音楽と愛と』。現地時間12月12日(火)にプレミアが開催された。主演で監督のブラッドリー・クーパーが6歳の娘レア・ド・セーヌと共にレッドカーペットに登場した。レアは過去にも父と公の場所に出ているけれど、レッドカーペットでカメラの前に並ぶのはこれが初。
レアは「ドルチェ&ガッバーナ」のレオパードのシフォンのドレスにバレエシューズというフォーマルかつキュートな装い。父とハイタッチを決めるシーンもあった。
ブラッドリー・クーパー(Bradley Cooper)、レア・ド・セーヌ・シャイク・クーパー(Lea De Seine Shayk Cooper)AXELLE/BAUER-GRIFFIN//GETTY IMAGES
ブラッドリー・クーパー(Bradley Cooper)、レア・ド・セーヌ・シャイク・クーパー(Lea De Seine Shayk Cooper)、キャリー・マリガン(Carey Mulligan)、マヤ・ホーク(Maya Hawke)EMMA MCINTYRE//GETTY IMAGES
レアがこの作品でレッドカーペットデビューしたのにはそれなりのわけが。今作は指揮者のレナード・バーンスタイン(ブラッドリー)と妻フェリシア(キャリー・マリガン)が共に歩んだ生涯を描いた愛の物語だが、レアはレナードとフェリシアの娘ジェイミー(マヤ・ホーク)の少女時代を演じスクリーンデビューを果たしている。
レアの母でブラッドリーの元パートナー、イリーナ・シェイクはブラッドリーとレアが写った同作のポスターをインスタグラムのストーリーに投稿。「パパとレアを誇りに思う」とコメントして祝福している。
COURTESY OF IRINA SHAYK VIA INSTAGRAM
COURTESY OF IRINA SHAYK VIA INSTAGRAM
またイリーナはスクリーンを見つめるレアの後姿も投稿。ちなみにスクリーンに書かれた「レア・ピクチャーズ」はブラッドリーが設立、娘にちなんで命名したプロダクション名。今作はこのプロダクションが制作した記念すべき初の長編映画でもある。
ブラッドリー・クーパー(Bradley Cooper)、レア・ド・セーヌ・シャイク・クーパー(Lea De Seine Shayk Cooper)レディー・ガガ(Lady Gaga)CHARLEY GALLAY//GETTY IMAGES
プレミアには『アリー/ スター誕生』でブラッドリーと共演したレディー・ガガも応援に。レアとガガが対面するシーンも実現した。ブラッドリーとイリーナという大スター2人の遺伝子を受け継いだレア。このままショービズ界でキャリアを築いていくのか、注目が集まっている。
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