登山とえとせとら

登山が好き、遊ぶのが好き、飲むのが好き、楽しいことが大好きな勢いとノリで生きてる人の日常。絡まれると喜びます(≧∇≦*)

白い標的

2018年05月22日 | 読書
白い標的という本です。


読書は毎月まとめて備忘録としてアップしてますがこちらは山岳小説?なので別に書いてみます。

サブタイトルが
南アルプス山岳救助隊k-9

南アルプスが舞台です。

南アルプスって言われても全く分からんだろうと思ってた借りたら
私が唯一行ったことある北岳が舞台なんですよー

それだけに場所がわかる所も結構あってめっちゃ面白いです。


ただの遭難ストーリーではないですよ

金属店強盗した3人組。
ところが、主犯が全ての貴金属を持って北岳へ逃げた。

この宝石と一緒に北岳で死ぬという電話を貰った残り2人は必死に北岳に向かうと言う縦軸と

南アルプス山岳救助隊の夏美と静奈
そしてそれぞれの相棒犬達、そして捜査する山梨県警の刑事達の横軸が上手く絡みテンポよく読めます。

さらにそこへ単独行の男が現れ主犯の遺体を発見。
宝石を持って行ってしまう。

↑冬のバットレス

冬のバットレス登ってる若者が滑落し救助が必要になり
冬の北岳は大賑わいです(笑)



冬は池山吊尾根から入りますが
なんとこれ夏でも無理ーとか思ったボーコン沢の頭通るじゃないですか

私達は多分大樺沢ルートをくだりました。
その名前を今知りましたね

北岳ってめっちゃ天気悪い日に行ったけど
素晴らしい景色なんだなーという描写が何度もあり…
次は北岳が美しく見える山に行きたいなと思います。鳳凰三山とかね

↑北岳参考画像

ストーリーも面白いし
自分が登ったことある山という楽しさもありおすすめの本です。

なんかシリーズ物みたいなので他のも読んでみたいな
もっとも南アルプスシリーズなので私もほかの山登らなきゃ