★幻のシロクマパン 8/2

「シロクマパン」をめざして、雨の中を走ったメンバーは１４人。

この企画は、これまでに３度雨で流れていた。

今回は４回目。おそらく皆さん同じ気持ちだったと思うけど・・・

「やっと行けるぞ～」

集合した時はまだ降っていなかったし、天気予報の降水確率は２０パーセント程度でしたから「決行」となったのでした。

私はといえば、顔見知りも何人かいましたが、緊張の初参加。

 

主宰者の○○さんから順に自己紹介をし、集団走行のルールやマナー、注意事項等の説明が済んで、今回は参加人数が多いこともあり、本人の希望や力量によってチーム分けがなされました。

豪脚の３名がうさぎチーム、次にそこそこ走れる亀１チーム、ゆっくりめの亀２チームに別れていざ出発です。（もちろん私は亀２）

ところが・・・ここですでに文字通り暗雲立ち込めて呪いの雨がぽつりぽつり・・・

それでも、「やっと行けるシロクマパン」ですから、簡単には諦めきれない。

雨の様子を見ながら田んぼ道を走り、荒川の土手を進んで行くうちに、ぽつりぽつりがポタポタに変わっていた。

入間大橋のところまで来ると、先走していたうさぎチームと亀１チームが、亀２の到着を待っていた。

“何だろう”と思ったら、「離脱したい」という意見が出て相談していたのでした。

そこで結局、決行組みと帰宅組みに別れる事になった。

私は、まだ少ししか走ってないし帰るのは寂しいが、この天候の中をこれ以上進むのは正直不安だった。きっと皆さんの足手まといになるような気がして諦める方を選んだ。

 

女性２名、男性２名が帰宅組みを選び、後の１０名は集合時の班分けも解消されて、一団となって小雨の中を進むことになったのでした。

（この後、とんでもない危機に見舞われることになるとは、誰も知ることもないままに。）

 

『その後、４度目の挑戦となったシロクマパンツアーは、壮絶な展開となったようです。

土砂降り、パンク、落車、脱落者、そして変わり果てた姿となったホイール…

 それでもあきらめず、戦い抜いた自転車乗りたちがいました。』

 

そんな事は知るよしも無い私が、今日走ったのは、たったの４７ｋｍでした。

でも、それにも増してたくさんの事を経験できたので、私としては十分満足しています。

いつもPCの中では色々とお話をしていますが、実際に会うとなると、しかも１度に全員の皆さんとお会いします。これは私には凄いプレッシャーでした。

集合場所が近づくと、息苦しいほど心臓がバクバクしていました。

遅刻はしてませんでしたが、私が一番最後の到着でしたね。

でも皆さんがやさしく、暖かく、さりげなく迎えてくださったので嬉しかったです。

これで私の、最大の関所は通過しました。

 

二つ目の収穫は、初めての集団走行です。（おまけに雨も降ってきちゃったし）亀さんチームの速度についていけるのか心配でした。

４０ｋｍあまりの短い区間でしたけど、前の走者にぴったり付いて走る“トレイン”という楽しい経験ができました。

集団走行のマナーやルールも知ることができたし、後ろの走者を気遣いながら合図送ってくださる、前の走者のご苦労も少しわかったような気がしています。（感謝！）

三番目は、雨の中の走行です。雨の中の走行も皆と一緒なら楽しいのですね

でも泥んこになりました。（背中はもちろん、ヘルメットの方にまで泥が跳ね上がっていました。）汚れ、冷えなど、今後はどんな準備を心がけたらよいのか！考える機会になりました。

四番目は、自転車のお掃除です。

いつもの自転車屋さんに行き「泥んこになっちゃた！」と言って、お手入れ方法を教えてもらってきました。

自転車のお手入れはこれからの課題でしたから、それが今日明るいうちに出来たのは、良かったです。

皆さん、楽しい一日をありがとうございました。

今度は頑張って付いて行きますから、天気の良い日に、よろしくお願いします。