頑固な鮎師の独り言!!

鮎竿、鮎仕掛け、鮎釣技、日進月歩の現在も、鮎ちゃんに見向きもされない頑固な鮎師の独り言!!&珍道中記。

鮎友釣りには2種類の釣技?

2007年12月09日 | 鮎友釣り

鮎の友釣りには、大別して2種類の釣り方が有るように思うな。

一つは試合(トーナメント)を目的にした釣り方・・もう一つは漁師の釣り方・・

では双方の釣り方について、自分なりに思うところを述べてみようかね。

まず初めに試合目的の釣技だが、各釣り具メーカーのトーナンメントが毎年各地で賑やかに開催されているが、その殆どが試合エリアと時間を決めて行っている。決められたエリアと短い時間内で、如何に匹数を上げるか・・・そして一般の釣り人も多数釣っている中で釣果を上げるか。勿論一発で追ってくる鮎を見つける眼力は当然だが、それにも増して、スレ鮎・群れ鮎を如何に掛けるかが勝負の分かれ目と云っても過言ではない気がする。その為には水中糸・ハナカン・掛けバリ、竿操作等々に神経を使う事は言うに及ばず、群れ鮎の中にオトリを馴染ませハリ掛かりされるかが最大のポイントであり、追う鮎を求めていては試合を制することが出来ないと思うな。。。試合に勝つためには、極論だが群れ鮎をバカバカ掛ける釣り方かな。

次に、漁師の釣技。一言で表すと商売になる鮎を釣る釣技。。これは如何に追う鮎を見つけ釣る事だと思う。混雑した河川でも必ず何処かに竿抜けポイントが有るはず。その場所を誰よりも早く見つける眼力に卓越した者が、漁師の釣り方だと思うな。それは試合とは違って、仕掛にこだわるより総合的に場所見に精通し、一発で追う鮎の居場所を見定めるのが漁師の釣り方。追い気満々の鮎は良質の苔をはんで美味しいしね。チビ鮎、群れ鮎を釣っていては商売にならないからね。極論すれば脚で稼ぐ釣り方かな。。

二つの相容れない釣り方について、異論が有るかも知れないが自分はそう思うんだな。

自分はどちらかというと漁師の釣り方だと思うよ。師匠が師匠だし(怒られるかな)・・・・試合では絶対勝てない釣り方をしていると思うな。竿・仕掛全く神経を使わないタイプかな。一番神経を使うのは川見だもんね。まぁ~この年になると釣り方を変えることも出来ないし、覚えも悪いんで変えられないし。。。。それが正直なところチョン。

 

これから鮎友釣りを始めようと思っている人に、ちょいとアドバイスを送りたいね。

自分はどの釣りを目指したいのか・・・・試合目的かor塩焼きサイズ目的か。。。どちらに進むのかハッキリと目標を決めて鮎友釣りデビューした方がいいよ。試合目的なら一流鮎プロの下で修行!!塩焼きサイズ目的なら何処の河川にもいる名人と云われる人の下で修行。この方法が一番上達の早道だよ。  

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