先日の新聞に但馬の方言について書いてありました。
結婚した時、同じ県内でも全然言葉が違うとビックリしたので
とても興味深く読みました。
但馬弁は岡山や鳥取と同じ中国方言の流れで
アクセントは東京式だそうです。
主人がいつも、但馬の言葉は標準語に近いと言いますが
あながち間違いではないようです
私の住んでいた所は関西弁に近い「京阪式」だったので
アクセントがことごとく違い、いつも「変!」って言われてました(^^;)
なぜ同じ兵庫でも言葉のルーツが違うかというと
内陸部の山が多い陸路より、日本海沿いに文化圏が広がったから
だそうで、なるほどなあと思いました。
文化も気候と同じく、生野峠を境に北と南に分かれるのですね。
但馬弁には意味が分からないのもたくさんあり
結婚した時、なんのこと?って思った言葉に
「ねき」「ぼる」「だんねえ」などがあります。
それぞれ 「近所、そば」「取る(収穫する)」「大丈夫」って意味です。
「うちげ~のねきにある柿、ぼっていきねえ」
「うちの家のそばにある柿、取っていってね」という意味になります。
新聞に載ってた「好きな但馬弁」の一位は
「だしけぇ」(「だから」という意味)でしたが
これは私の周りで使う人はいなくて
但馬の中でも北と南で使う言葉が違います。
全く聞いたことのない言葉も載っていて
「なつべる」(「片付ける」の意味)は知りませんでしたが
ダンナさんは使わないけど知ってるそうです。
やっぱり私はまだまだで、但馬弁は奥が深いです(笑
義母の退院についての話で病院に行った後
超知谷を抜けて播州清水寺まで足を伸ばしてみました。(だいぶ遠いけど)
紅葉はあまり綺麗とは言えなかったですが
代わりに季節外れの桜の花を見る事ができました。
絵手紙はモミジ
いよいよ寒くなってきました。
冬はそこまで来てますね。