叱ってくれる人

…もちろん 褒めてくれたり、ありがとうと言ってくれる人がいてくれるのは、有難いです。嬉しくなるし、励みにもなるでしょう…。

でも、叱ってくれる人がいてくれるのは、この年齢になり、親も居なくなれば なおのこと、なかなか得難い大事な存在です。

以前 学習教室のスタッフの仕事をしていた時の研修で、しっかり子どもの様子を把握していなければ、褒めることはできない、と教わりました。

なにか誘導するために 褒めても、おだてであることは、子どもも見抜いてきます。

どこを努力したいのか、何を成し遂げたくているのか、理解して、サポートを考え、応援しながら 見守っていて… ある日ある時 その成果をつかんだ時に！ 共に喜べた瞬間の 感動は、忘れられないです。
ちょっと、うるうるっ！ となったことも。
教室に通う子ども達の成長を見させていただけて、本当にやりがいのある仕事でした。

でもそれは、子どもだけではなく、大人もそうですよね。

褒めるのも たしかにタイミングや、ポイントをつかむのが難しいでしょうが、叱るのはもっと難しい…というよりも、エネルギーが要ります。
真剣にならないと出てこないエネルギーではないのかなぁ…。本気で相手のことを考えていなければ、叱ろうなんて気持ちにはならないです、私は…。

逆に言えば、叱ってくださったり、忠告してもらえているうちは、まだ、努力次第だよ、と、励ましていただけている、諦められてはいない、ということです。

期待に応えられるのか 自信はなくても、努力だけはしたいです。
まだ、私は私のこと、諦めてはいけないはず。

辞めたくなっても 叱ってくれるなら、がんばろう、と、今日は、思いました…。