<■阿修羅展・太宰府散策■> |
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昨日は一か月ほど待ちわびた阿修羅展特別拝観の日でした。
途中で落ち合ってF様の運転する車で太宰府に向かいました。
お昼前には国立九州博物館に着き、早めに駐車場に入れて下さったので食事のために天満宮参道へ。
そこで太宰府名物焼きたての「梅が枝餅」をお土産に買いました。
再び博物館へ行き入館手続きを済ませ、いよいよ阿修羅さまに逢えると心弾ませました。
一般拝観した方々の話では「阿修羅像のところは何重にも人垣が出来て思うように見ることが出来なかった」と聞きましたが、貸切状態で展示台の周りを左に回り、後にまた右に回ったりゆっくり何時までも見ていました。
八部衆の沙カ羅像はホッぺがふっくらした幼子のようなあどけない表情が可愛らしかったです。
一回り観終わってもう1度阿修羅像のところへ戻り、そして漸く会場を後にしました。
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折角太宰府まで来たのだからと言って、観世音寺へ行きました。
美術や歴史などに造詣の深いF様のご説明を聞きながら、遠い遠い大昔に思いを馳せ、愉しい散策でした。
道真公の耳に届いた音
都府樓纔看瓦色
[都府樓(とふろう)纔(わずか)に瓦色(がしょく)を看(み)]
観音寺只聴鐘声
[観音寺(かんのんじ)は只(ただ)鐘声(しょうせい)を聴(き)く]
見るものは都府樓の瓦の色、聴くのはただ観世音寺の鐘の声
今迄大宰府には何度も行きましたが、こんなに立派な重要文化財が沢山あるとは知らずに観世音寺や戒壇院は素通りしていました。
私はこの歳になっても知らなかったことを知る楽しみが人より沢山あって幸せです。
ですからF様には心から感謝しています、楽しい嬉しい1日でした。
「最後までお付き合い下さって有難うございました、お茶をどうぞ」
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この展示会が東京で開催中に、友人多数より鑑賞メールが続々ありました。
年老いたご隠居さんを感激させるような作品らしいですね。
中宮寺の菩薩絶賛の(男性評論家)文章は覚えていますが、
阿修羅像コメントを記された女性評論家はおられましたかね?
物知り博士のF女史は何かおっしゃってませんでしたか。
三人三様、きりっとした顔を見て、法学部政治学科・理学部物理学科・文学部哲学科専攻の学生のようだと解説してくれた
御仁がいます。
baba様は如何感じられましたかね?
尚、福岡県は飲酒運転事故(事件?)が多発しているようで、ドライブは くれぐれもご注意ください。
国宝・阿修羅展をご覧になって、よかったですね。
こちらでは観ることの出来ない、有名な仏像の阿修羅像を見せて頂きました。
詳しくお書きくださいましたので、何度も読み返し写真を見せて頂きました。
ba-ba さまの感激が伝わってくるようです。
ありがとうございます。
正面からのお顔は写真で何度も拝見していますが、横顔のふっくらした優しいお顔を拝見しました。
感動が伝わってきます。
ありがとうございました。
何度も行こうと思いながら、混んでいることを聞いてとうとう行けずじまいでした。
やはり思い切っていけばよかったと後悔しています。
久しぶりに梅が枝もちをいただきましたよ。
おご馳走様でした~
記事やお写真を見せていただいて、なんだか私も急に拝観したくなりました。
いつの日にか…と思っています。
珍しい梅が枝もちもごちそうさまでした。
阿修羅像、興福寺で拝見しました。
奈良のお寺巡りにも行ったことがあり懐かしく拝見しましたよ。
ba-baさんのおかげで良い思い出が蘇ってきます。
ありがとうございます。
大宰府には何度も行ってはいますが、
お参りしたら、後は梅が枝持をいただいて、すぐに電車にのってしまいます。
最近は信仰心とでもいうのでしょうか、このような写真やお話に接することが、心のゆとりを連れてくるような気がしてきました。
よい旅をなさいましたね。
夫が退院したら、まず参拝に。
夏の梅が枝餅も、また美味しそうです・・・
阿修羅さまの表情はまるで人間のように感じました。
眼を見ていると涙ぐんでいるような感じもします。
私は難しいことは解りません、でもどのお顔も人を魅了しています。
そんなお姿を観ることが出来て嬉しかったのです。
F様のような学が無いものですから、上手く文章に著わせないのが残念ですが、これが私の分ですから仕方がないですね。
拙いブログをご覧下さいまして有難うございました。
今回見逃しても奈良興福寺へ行けば拝観できるのですが、あくまでも正面からしか見られないそうなので是非今回見たかったのです。
仏像の表情は大抵穏やかなものと思っていましたが、阿修羅さまは生きた人間のような感じで、今にも涙があふれてくるのではないかと思うほど…三つともちがった感情に観れました。
九国博の温かい配慮のお蔭で障害者が安全にゆっくり拝観出来ました。
障害者に優しい社会になったことも喜んでいます。
阿修羅さまの正面から左のお顔は下唇を少し噛んで…怒りを露わにしています、とりわけ若さを感じます。
毎日凄い人出の噂を聞き、半ば諦めていた時に嬉しい情報で拝観出来たことは幸運としか思えません。
小学校生の頃、体操も運動会も遠足も何も参加できなかった私は、きっとこのように唇を噛みしめ怒りの表情をしていたのではないかと思ってしまいます。
60年以上経った今、その障害のお蔭で阿修羅さまにお会い出来たと思っています。
悲しい過去があって今があることを全てご縁と思います。
阿修羅さまをこんなにゆっくり心行くまで拝観出来たなんて夢みたいです。
阿修羅さまの眼差しは見る人の内面を見透かしているのではないかとさえ思えました。
今度機会がありましたら是非拝観されますように、お勧めします。