心肺蘇生の実習
「目の前で突然人が倒れたならば、あなたは何ができますか?」
1.目の前で人が倒れたら、まず意識の確認を行い、意識がなければ大声で助けを呼び
2.同時に呼吸の確認・心臓の鼓動確認
3.それらが止まっていた場合、人工呼吸、心臓マッサージをしなくてはなりません。、
生命危機は、時間・場所・年齢に関係なく突然おとずれるものです。
救急車が到着するまでには5~6分必要です。一方心停止に陥ってしまうと1分前毎に10%ずつ救命率が低下するといわれ、その場に居合わせた人の応急手当の仕方で大きく救命率が変わります。
蘇生法の背景にあるのは、通常、平時に突然起こる個人生命危機で、いかに多くの周辺の人々が救命に協力できるのかが重要になります。
救命活動には年齢など全く関係のない事です。誰かが行わなくてはならないのです。
AEDとは、心臓停止の状態になった人に、自動的に電気的ショックを与え、心臓を正常な動きに戻す装置です。
実際には、心臓停止になった人の胸に本機器のパットを貼り、自動的に心電図を解析し、電気的ショックが必要な状態と機器が判断したときのみ電気的ショックを与えるものです。
平成16年7月よりAEDが一般の市民にも扱えるようになりました。
心臓突然死の危険に陥った人でも、この機械の利用によりかなり救われる事が期待されております。
心臓突然死には、早期除細動が極めて重要です。心疾患の専門家でなくても簡単な操作で確実な除細動を可能にするAED(Automated External Defibrillator)は、早期除細動の決め手として近年非常な勢いで普及しています。簡単な操作、心肺蘇生の一連の流れをアドバイスする機能や、メンテナンスの手間を減らす高度な自己診断機能などにより、さまざまな場面で使われています。(株式会社 鈴盛商会文献より)
各班に分かれて消防署員による指導の下、心肺蘇生術の実習です
(救急車が来るまでにこの蘇生術が出来たら助かる確率が高くなる)
もっと早くこの心肺蘇生術をマスターしていたら…
その時主人と共に居たら…もしかして助けられたかもしれないと…
詮無き事を思ったのです。