台風が来るときは、その前からとてもしんどくなる。低気圧に弱いのかな・・血圧が低いことと関係あるのかどうかわからないけれど、寝ても起きてもいられないほどで・・身の置き何処がなくなるのだ。
対処法はとにかく無理矢理でも動くこと。昨日から庭仕事など朝の間にするのもそのため。
蒸し暑い今日、日も傾いたのを見計らって近くのスーパーまで買い物に出掛けた。行けば、どんなにしんどくても歩いて帰る他ないので、無理矢理の運動にはこの手が良い。
買い物をすませた帰り道、何気なく目を上げた電線にツバメが並んでいた。その時、上空にゆったりと大きな虹が掛かっているのを見た！
町の上を・・大川の上を・・太鼓橋のような弧を描いて・・それはそれは太い大きな虹だった。
呆然として、柔らかな七色を見上げて歩いた。虹に導かれて回り道をした。荷物の重さも体のしんどさも忘れて・・。
薄墨色の空に・・、雲間の青空に・・、夕日の輝く空にも虹は見えてた。歩くうちにミストのような雨が降ってきて、熱っぽい頭にとても心地よく「ああ、プレゼントだ！」と分かった。
天のサプライズプレゼントは一方的な恵み。それは主が「此処にいるよ～」と語ってくださること。もう、大丈夫。
