年末の大掃除を毎日マイペースでやっている。目に付いたところから始めて、今日はちょっと苦にしていたシンク下と冷蔵庫。
この流し台は、家を建てる時大工さんが自慢して取り付けてくれた物で、決して広くはないけれど、30年以上使って来ても、扉はきちんと閉まるし、掃除がし易くて丈夫、良い物は何十年も経ってからその真価が分かる。掃除の度サンウエーブに感謝している。
詰め込んである物をひとつずつ拭きながら放り出して、洗剤を付けた雑巾で床面を拭くと、ひと拭きで真っ白なホーロー面が現れる。やってみれば簡単で、結構気持ちの良いことなんだけれど「やるぞ!」という取っ掛かりが問題。
何でこんなに沢山の醤油を買い込んだのか、何でこんなにお酢の種類が必要なのかと、普段とは違った方向から自分のしていることを見る。捨てても良い鍋や、捨てるべき空き瓶が詰まっている。身動きできないくらいに・・。
何の部品か分からないものが出てくる。うかつに捨てて後で困った経験があるけれど、結局分からないので捨てる。我が家はこんな時、儲けもんが出てくることは絶対にない。しょうもない物ばかり、ゴミがいっぱい。年を取ったらどんどん捨てておかないと、迷惑を掛けることになるだけ。
そんなことを思いながら、それでも手を動かした分ちゃくちゃくと綺麗になって行く。主人は日曜日にオーブントースターを掃除してくれたとかで、毎日使うたびに「綺麗になったなあ」と大げさに感動して言う。「ほんまに綺麗になったなあ」と相づちを打つて居たけれど、今日はもうしらんふりをした。
冷蔵庫も洗剤とアルコールで拭き取って、捨てるべき物は思い切って捨てた。ずいぶん空間が出来た時宅急便が来て、長男の嫁さんから美味しそうな牛肉が届いた。ご褒美をありがとう!! 大事な息子を、私以上に大事に思っていてくれる愛しい娘です。別に牛肉を貰ったからではありません。
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石ころ
石田耕也
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