力を抜いたことがない、抜き方が解らない、もしくは抜けてないのに抜けたと思っている方で、
しっり力を抜けた状態が、「重い」と感じ、「重たいです」と言われます。
重いと感じることが、あたかも悪い、ダメ!
と捉えてしまう人もいる。
要は軽くないとダメ!という捉え方であります。
しかし、抜けた状態を解るときその重さを感じ
られることが大事であり、その重さを感じられるからこそ、ほかに力みがないということを感じ知れるということでもあります。
それが体感できると案外身体は力みなく身体の機能を活かして動けたりします。
重さを感じることで、力を抜く前が軽いということは、どこか又は全体に力みがあり、身体の重みをいらぬ緊張で支えているということが多くあります!
といことで、重さを感じられてないので軽いと感じるのだと思います。
しかし、実際は軽くはなくむしろ重くなり、動けなくなるのですが、感覚としては軽く、そちらの方が良い!
と捉えてしまうようです。
そこの概念というか捉え方を実際に体験し感じてもらわなければ、多分その人は抜き方を解らないまま、または言葉や形だけ教わったことを力んだまま抜いた感や抜いてるつもりで行い、結局動かない!硬い!キツい!
一時的に動いてもまたもとに戻る!
そして、自分にはできない!年だから!身体が硬いから!などとなり
本来持ち合わせている機能や能力を使わないまま諦めたり、やらなかったり、または無理矢理、無駄にやり続けるるということに陥るかもしれません。
ということで、
「重さを感じる」ことが悪い訳ではなく、「軽さを感じる」ことが良いと言うわけでもないということです。
抜けた重さを知り、そこから力みではない軽さを知ることも大事であります。
そして、力みでない軽さだからこそ力が発揮てきるということでもあります。