親が子供に託すもの

子供にどんな名前を付けるか。
親としては、工夫やセンスの見せ所でもあるかもしれません。
また、それは夢や希望を託すものでもあるでしょう。

私の友には、子供に、有名な忍者の名前をつけた奴もいます。最初その名前を聞いた時は冗談かと思ったのですが、本当にその名前をつけるとは思わなんだ・・。
最近は、アニメや漫画のキャラクターから名前をもらうケースも多いようで、子供の名前を聞いてると、昔に比べ実にカラフルになったものだ・・と思うのです。
アニメや漫画には、かっこいい名前が多いですしね～。

また、俳優の中には、自分が演じた人物の名前をそのまま自分の芸名に使用する人もいます。
例えば、根津甚八（オリジナルは、真田十勇士）、佐藤蛾次郎（オリジナルは「神州天馬峡」）、その他。

かと思えば、アニメや漫画には、とてもリアルにはつけられないような名前もあるもんです。
古くは「コロッケ５円之介」「風船ガム助」（杉浦茂）、チビ太、イヤミ、デカパン、バカボンのパパ、ブタ松（赤塚不二夫）、スカンク草井（手塚治虫）、スリル・サスペンス（横山光輝）、その他その他。

ギャグ漫画には、リアルでつけられない名前やありえない名前は多いですよねえ。
考えてもみてください。
織田デカパン、坂本チビ太、近藤バカボンのパパ、真田イヤミ、小泉コロッケ五円之介、白鳥ブタ松・・・なんて名前はありえないし、実際にそんな名前を付けられたら子供としてはたまったもんじゃないでしょう（←おっと、ここであげた名字は、実在する同姓の人物とは全くの無関係です）。

まさに、漫画の中だからこそ成立する名前でしょう。
子供に「バカボンのパパ」なんていう名前をつける親など、いるはずもなく（笑）。

ちなみに・・水木しげる先生の某人気漫画（鬼太郎ではない）の主人公の名前を、現実に我が子につけようとしたら裁判沙汰かなにかになって、けっきょく付けられなかった人もいましたね。
かなり名前の付け方にバリエーションが出て来た現代ではあるが、いざという時には世論からの諌めもあるようです。

私も・・いつか子供ができたら付けようと思ってた名前があるのですが（男の子用と女の子用、両方あった）、今じゃRPGなどをやる時にゲーム中のキャラにその名を付けていたりします（笑）。


そういや、ある時、母と話してる時に、私は自分の名前の由来を聞いたことがありまして。
それによると、母の出会ってきた人の中に、我が子（私のこと）にもこんな子みたいになってほしい・・と思えた子供がいたらしいのです。で、その子の名前を私につけたそうなのです。

果たして・・私は、「その子」みたいな人間になったのだろうか。
なにせ私は「その子」のことを知らないので、何ともいいようがなく。
でも・・きっと、期待ハズレだったんじゃないだろうか。
私はけっして優等生ではなかったし、あまり親の言うことはきかない子だったと思ってますし。
先生には従順じゃなかったし、勉強しないで漫画ばかり描いてたし、部屋でギター弾いてがなりたてるように歌って親に恥をかかせたりもしたでしょうし。

親にとっては私は失望のかたまりだったかもしれません。
そんな私としては、とりあえず、親より早く死ぬようなことはないようにしたい・・とは思っています。
母にとっては私は「名前負け」してるのではないかなあ。

でも・・冒頭でも書いたように、親っていうのは、自分の子に名前をつけるとき、親なりの夢や希望や願いを我が子に託すものでありましょう。赤ん坊の時は、その子が将来どうなるかなんて分からないから、余計に・・ですね。
で、ネーミングのバリエーションも増えている・・と。

皆さんは、自分の名前の由来を、親などに聞いたことがありますか？
自分の名前がどこからつけられた名前なのか、把握してるでしょうか。

そして・・・その通りの自分に・・・なったでしょうか・・。

ところで。
私の音楽ユニット「時代屋」というネーミングは、相方と２人で飲みながら決めたものです。
だが、最近ユニット名を変えたくなってきているのです。私のユニットと同じ名前のお店とか、多いみたいですしね～。
更に言えば、私自身のHNも・・・変えたくなってきてるのです。心機一転、リセットしたい諸々なこともありますし。
どうしようかなあ。
とまあ、そんな私の所属するユニットではありますが、近々、久々にライブをやります。
今回は、ある曲において、今までの時代屋では見せなかった新生面を見せられると思います。
詳細は以下の通りです。

　　日　　９／２７（土）
　場所　　高円寺　「楽や」→ＨＰはこちら↓
　　　　　　　　　　　　http://www.luck-ya.com/
　開場　　１９時　　開演　２０時
　料金　　１０００円　＆　飲食代実費です。
　出演　　amiIrie 　　レイチ　　時代屋


私のまわりには、アクティブにライブ活動を頻繁に行ってるミュージシャンがたくさんいますが、時代屋のライブはめったにありません。３人編成のユニットで、しかも男女のメンバーがいる・・ということで、中々フルメンバーでのスケジュールが合わないでいる・・というのが現状です。土日が仕事の「かきいれ時」・・そんなメンバーもいますしネ・・。
学生バンドの頃は、時間はあったのになあ・・なんて思ったりもします。

そんな我々の久々のライブ、もし、お時間の都合がつくようでしたなら、遊びに来てやってくださると嬉しいです。
あ、冷やかしで来るのも大歓迎です（笑）。