イタリアから列車でマントルへ
そこから近郊の町マルタンへ
折しもその日は7月14日独立記念日でして、乗り物、商店など全てがお休みの日。
駅の職員さんは誰もいない
バスは殆ど運休状態
タクシー乗り場にタクシーはいない
ところがホテルは山の上。
二人の携帯電話の電池はイタリアで使い果たし通話不可能(フランスのコンセントしか持っていなかった)
フランスの公衆電話はコインでは使えない
テレホンカードとか信販会社のカードしか使えない
通話カードは持っていない、
カードは(休日で)売っていない、
従ってタクシーは呼べない
バニラーネが何度もVISAカードで公衆電話をかけようとするが、繋がらない
首をひねるバニラーネ その度に不安が広がるあたし
近くを通りかかる人(この付近に海岸があるらしい)に電話をかけて欲しいと頼んでみるが 怪しい人を見る目で逃げられちゃう
なにかと試練が多い旅です。
炎天下の中、山の中腹までバニラーネが大型バスケットを肩にかけて全ての荷物を引きずり、あたしは「だいじょう~ぶ? 私にも持たせて、ごめんね~ 疲れたでしょ」を繰り返し、二人で汗を流し、お水を分け合って 登って行った。
舗装もしてあって、レジャーの車もよく通る、その脇でキツイ勾配を登っていくあたし達。
風景はすごくキレイなのに何故か楽しくないね~・・アハハ あたりまえか。
後で分かった事だけど随分登ったよ
途中で親切なおばあさんと、若い父(女児連れ)に会うことが出来てなんとかタクシーを呼んでいただいて やっと山の上のホテルに来ました
そこは田舎の中の田舎
中世の町並みをそのまま残してひっそりとしていた
ただ・・先程も載せましたように、独立記念日でお祭り騒ぎはハデでして日が暮れ始めてからというもの、殆ど朝まで人声、オートバイ音で賑やかでした
そんな中で知り合った女の子
その彼女はなんと同郷でしかも家も近かった!
バニラーネと意気投合をして夜中までお話ししてました
パリでも会う約束していた二人。
若いっていいなぁ~~
翌朝 テレビのニュースで日本の地震が放映されていた
あたし達3人でそわそわして、各々電話に飛びついてしまった。
とても心を痛めた出来事でした。
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