筋書きのないドラマ、筋書きのあるドラマ

ロッテ戦を中心に、野球を好き勝手な視点から見るブログ

「ピノッキオ」&「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」

2009-02-20 17:12:45 | 映画その他(二本以上)

ため込んでいた録画2本、おうちで鑑賞です。

「ピノッキオ」(2002)はご存知のイタリア童話。

丸太から掘り出された操り人形のピノッキオは、勉強や努力が嫌いでうまい話に騙され、ジェペットじいさんを悲しませる。だが妖精の助けや友達や父親への思いから成長し、本当の子供に生まれ変わることができる……という話。

主演、監督は「ライフ・イズ・ビューティフル」(1998)のロベルト・ベニーニ。いや~、「子供」という設定なのに、彼が主演とはビックリ。風貌や年齢は小日向さん?という感じのオジサマ(56歳)だもの。

でも、舞台だとかなり無理のある年齢も演じるようだし、実際その動きとかセリフとかもそんな感じかな~と思い(舞台には詳しくないので、あくまで想像)、見ているうちに特に気にならなくなった

BSだったのに吹き替えかあ、とガッカリしていた。ところがどっこい、オジサマが子供を演じているけどそう違和感はないよ、という声の付け方がうまい。誰なんだろうとチェックしたら……ユースケ・サンタマリア。

わざとらしく子供っぽくするでもなく、淡々としながらもどこかあどけなさを残し、かつズルをしようとする感じが出ていて、感心した。ユースケさん、声優もうまいのね。


「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」(1997)は、今公開中の「ヘブンズ・ドア」のオリジナル。

病気で死期の迫ったふたりの男が海を見たいが為に車を盗み、それに大金が積んであったことからトラブルに巻き込まれつつ、人生最後の冒険に……というドイツ映画。「ヘブンズ・ドア」はその男二人が、青年と少女(長瀬智也と福田麻由子)になっている。

ドイツの俳優さんは全く知らないのだが、主役の二人がとっても魅力的 死期が迫っているから盗みでも銀行強盗でも何でもやっちゃおうというちょっと悪いヤツ、マーチン。それでも理性があってたがが外れない、でも処方薬が切れて苦しむマーチンのためになら薬屋で強盗をしちゃうルディ。

ハリウッドとは少しトーンが違って、クールというか、ニヒルというか。お間抜けなギャングも、どこかとぼけた警察も新鮮でクスリと笑えた 仰々しくないあっさりとした最期が却って泣けた

これが日本でリメイクされてどうなったのか? ちょっと怖くて、観てません(^^;)


「銀色のシーズン」&「ミッドナイト・イーグル」

2009-02-16 18:34:20 | 映画その他(二本以上)

土曜のフジと日曜のテレ朝。2日連続で雪山の映画をやってました。

「銀色のシーズン」(2008年)は、気軽に観られる感じの、一度挫折をした若者達が立ち直っていく話。スキーの疾走感とスピードが気持ちいい ただし「スキー場に行こうよ」という映画だと思って観るのが正しいのかな。主人公達の悪さは、ちょっと笑えないところもあったし。

配役はN○Kの宣伝か? というような、尚五郎様、上杉景虎、草々兄さんだったりする豪華な顔ぶれ。の割には、瑛太以外があんまりストーリーに関係なくて、もったいない感じだった。


「ミッドナイト・イーグル」(2007年)は、雪山の中に落ちたステルスが核を積んでいて、それを作動しようとする工作員達から日本を守ろうとするカメラマンと新聞記者の話。

う~~~ん ジャーナリズムに誇りを持つ彼らだから命も賭けた、ということなのだろうが、一般市民がこんな大事に巻き込まれてあまりにも事態にスンナリ順応しているのが違和感。どうもついて行けず、置いてきぼりを食らった感じ。

それに「苦渋の決断」をする政府って、こんなにいい人ばかりなのかしら? もっと簡単に民間人なんか斬り捨てたりしそうだな~って思えちゃったし


どちらも一度映画館で鑑賞ずみ。壮大な雪山はやっぱりそういう大きいスクリーンで観て良かったなあとは思ったけれど、ストーリー的にはテレビで充分でした(^^;)


来年観たい映画

2008-12-30 17:20:31 | 映画その他(二本以上)

今年もあともうわずか。

雪だるま式にどんどん膨らんでいく大掃除に毎年泣きながら思うのは、普段からちょっとずつやっとけばこんな苦労しなくてすんだのに……という後悔(T_T)

でも、来年もまた野球に映画にドラマを観るぞ~、と自分を励ましながら頑張っているこの年末です。

 

1月に観たい映画

「ワールド・オブ・ライズ」(公開中)
ディカプリオ、クロウのお二人、久々にぜひ会いたいです。話も面白そうなので、楽しみ。

「きつねと私の12か月」(1/10~)
癒されそうで、それでいて自然の厳しさを感じさせてくれそうな期待。

「感染列島」(1/17~)
日本のパニックものは「252生存者あり」で懲りたというのに それに最近感染ものの映画が多くない? 恐怖=感染、の公式があるのか? ストーリーはかなり前のハリウッド映画「アウトブレイク」とよく似てそうな……パクリ?? とかいろいろ憂いつつ、突っ込みながら観たい気もする。

「誰も守ってくれない」(1/24~)
君塚良一さんが「踊る大捜査線」の取材中から温めていたという企画であり、しかも佐藤浩市さん主演なら、観ずにはいられない、です。

「マンマ・ミーア」(1/30~)
ABBAの歌が聴きたい。ミュージカルも観たけど、スクリーンでメリル・ストリープのママも観たい。


来年も、いい映画、いいドラマ、いい野球に出会える年になりますように


今年中には観たい映画

2008-11-18 15:48:55 | 映画その他(二本以上)

「ブロードウェイ♪ブロードウェイ/コーラスラインにかける夢」
ダンスものは大好きだし、しかもドキュメンタリーなら必見と思っていたのに、まだ観ていない。まだやってるかな~。間に合いますように

「ホームレス中学生」
テレビ版は主人公も田村裕さんに似ていたし、バランスも良かったけど。映画はあざとく泣かせにくるかなぁ。テレビでやるまで待ってもいいかも。

「ブタがいた教室」
これ、どうしても観たいけど、劇場が限られていて行きにくい。食べるために飼い始めたブタを小学生達がどうするのか? 実話が基になっているというこの話、絶対観たい

「ハッピーフライト」
「ウォーターボーイズ」も「スウィングガールズ」も大好きだった。その矢口史靖監督の新作なら観なくっちゃ。

「私は貝になりたい」
中居くんは、本人とは真逆の陰がある役が上手い。内容もかなりハードだし、アイドル映画にはならない見応えがありそう。ただCM過多が災いしてウンザリし、行く気が萎えるかも。既にミスチルが頭をグルグルまわってる。

「252  生存者あり」
注目は演技達者の山田孝之くん。彼の演技は出来る限り全部見る! 今度は挫折しかけのひねた研修医だそう。「イキガミ」の役柄と少し似てるのかな。

「K-20」
怪人二十面相に嵌められたサーカスの曲芸師というのが面白そう。でもこの中では来年に持ち越しの可能性が一番高い。

「1408号室」
スティーヴン・キング原作では「ショーシャンクの空に」がとても好き。グロいのは苦手だけど、……頑張ろうかな。

 

8分の6が邦画かぁ……。洋画は最近、観たい物がホントに少ないです。