筋書きのないドラマ、筋書きのあるドラマ

ロッテ戦を中心に、野球を好き勝手な視点から見るブログ

日本シリーズ第一戦は、4-3で巨人

2009-10-31 22:29:00 | 野球

ロッテが5位に終わってから、肩入れしていた楽天がCSで散ったため、この日本シリーズ、あまりテンションが上がっていない私。

 

日ハム、何であんなに残塁?
稲葉、金子、何でチャンスに凡退?

そういうのは、シーズン中のロッテ戦でやってくれー!

しかしそこは、楽天さえ根負けさせた、しつこくてしぶとい嫌がらせのような日ハム打線。

最後の最後まで粘る。
1点差まで追い付く。

が、そこまで。
どうせならクルーンを引きずり下ろしてほしかったなぁ(クルーンが好きでない私)。

 ただ守りは相変わらず堅い。
小谷野や田中の鮮やかな内野ゴロさばきや糸井のレーザービームなど、魅せるよね~。

巨人は日ハムのお株を奪うような、少ないヒットで効率的な得点。
守備も日ハムと同じくノーエラー。

坂本が、ここってときに打つんだなぁ。
いいバッターなのよね。。。
谷も忘れちゃいけない。

あと、やたらに元相手チームだった選手がいる。
発奮してるようです。
二岡、タイムリー打ったし。

そんなこんなを楽しみながら、今後テンション上げていきたいと思います。。。

 


「狼の死刑宣告」 ケヴィン・ベーコンファン、必見!

2009-10-29 11:26:03 | 映画ア~サ行

たまたまそのガソリンスタンドに居合わせたが為に殺された息子。相手はギャングでただの通過儀礼でしかなかった。彼らが大した罪に問われないと弁護士に言われ、父親のニックは……

 

ケヴィン・ベーコン、久々の主役です
しかも悪役でもクセ役でもない。
我が子を理不尽に殺されて変貌してゆく、普通の父親です

都内では一カ所と小規模な公開ですが、飛んで行きました
全編出ずっぱりのケヴィンに、すっかり惚れ惚れ……
とはいうものの、そういうミーハー映画ではなかったのだけども

問題提起は「さまよう刃」と似ている。

映画「さまよう刃」を観ようかどうしようか悩みつつ、原作の読み直しを終えた先週。
読んだのは2度目だけど、救いがない……という暗い感想は変わらず
どうして日本の法律は、理不尽に我が子を奪われても復讐が認められないのか。
法に任せると、信じられない軽い罪にしか問われないのに。

そんなモヤモヤした余韻を引きずってこの「狼の死刑宣告」を観たのだけど、そこはアメリカ。

復讐、やっちゃう

けれど、相手がクズだからこそ、今度はそれが大義名分になってしまうのだ……「仲間を殺された弔い合戦」という。
そもそも自分達が、何の罪もない人を遊び半分に殺したくせに
そこがわからないから、クズなんだよっ

あとはもう泥沼の戦争
報復されて家族をまた失い、その報復を。そしてまたその報復……。
自分もクズに堕ちていく

どうして復讐がいけないとされるのか、、、一つの答えなんだろうな~と思った。

ただ警察は何してるのかな~。
復讐する気満々なのを防ぐ素振りもなく、殺したとわかった後も彼をつかまえるでもなく……その辺が今一つ。


いやいやしかし、ケヴィンファンとしては結構見所ありました~

「クイックシルバー(1986)」を思い出させる一瞬のチャリ姿、走りっぷり、筋骨たくましいお体
51歳とは思えません

何より表情。
父親としての威厳、愛情
殺してしまったときのうろたえっぷり
特にラスト近くの、思いを遂げようとするまさにそのときの、達成感と哀しさがないまぜになった笑み。。。絶品。

ホントに上手い人なんだから……もっと主役やろうよ。
せめてもう少し上映館増やそうよ……。
と、ケヴィンファンとしては不満ぶーたれております


その他の不満1
この「狼の死刑宣告」ってタイトル、どうなの~?

不満2
この単館だけでしか上映していないってひどい
しかもそこの映画館、予告映画もホラーのスプラッタみたいなのばっかで、
怖かったよ~

不満3
白い画面に白い字幕が多くて読みづらかった
もう少し何とかなりませんか……。

不満4
前の席とほとんど高さが変わらない劇場で、前に座ったのは著しく髪盛った女性……なぜぇ


 

ケヴィン・ベーコン大好きな私→最近観たケヴィン映画 フロスト×ニクソン

 

以上

 

 


今クールのドラマ

2009-10-27 16:47:22 | ドラマ

夏ドラマは見たいものも少なく、見始めても早々に脱落したのだけど、今回は割と気になるドラマがいっぱい
でも最後まで見るのはたぶん、せいぜい2~3本だろ~な~

一通り見て、雑感。

イチオシ
「JIN―仁」
医者が過去にタイムスリップして死ぬはずの人を救ってしまったら、歴史はどうなるのか??
目の前に苦しんでいる患者がいて、技術や知識、使命感もある。なのに未来を変えてしまうかもと、医療行為をおこなっていいのか悩む主人公。
究極の選択だよね どうしていくんだろ……。
江戸時代末期の医療の実態などもわかって興味深い
坂本龍馬役の内野聖陽が面白すぎ
そして今後、龍馬の死を阻止しちゃったりするのかな~などと想像も膨らみ、先が楽しみ

「ギネ」
産婦人科が舞台っていうのでちょっとヒキ気味だったんだけど。あまり家族揃って見たいドラマではないのも確か。
でも、その過酷な現場の臨場感がすごい
登場人物のキャラもかなり個性的で見応えがある
藤原紀香の無口で暗い医師とか、上地雄輔のクールっぽい新米とか、キャスティングも意外で面白い
ただ、「生きてればいい」とか極端な主張が衝撃的な反面、ストーリーがあるのかないのか、もう一つつかめない私
でもやっぱりとっても気になるので見ます。

注:上の両ドラマ共、やたらに手術シーンやコレラのゲロゲロなシーンが出てくるので、食事時には見れません あんなにガンガン映す必要あるのかな……。


続けて見てみる
「傍聴マニア」
これ、まだ第一話だけだけど、かなり面白かった
裁判という旬のネタで、傍聴の仕方やいろんな犯罪、弁護のパターンなど、お勉強にもなる
情けない主人公の向井理もいい(この人の声が私は好きで)。

「不毛地帯」
山崎豊子原作の大作ドラマ。
なので見る気満々だったんだけど、……重くてスケールが大きすぎて、見てる方が何だか手に負えないような
第一回はやたら時代が行ったり来たりして見づらかったし、早々に挫折しそうに。
が、第二回。
主人公が大本営の参謀だったその才能を生かし、意表をつく作戦を次々繰り出して同業他社を出し抜いていく話になると俄然面白くなった
いやあ、サラリーマンのシビアさは多かれ少なかれああいう感じでは、と納得したりして。
あまりに「企業もの企業もの」してしまうと「官僚たちの夏」同様ついて行けないかも知れないけど、もう少し見てみよ


一度で挫折
「東京DOGS」
刑事の生きるか死ぬかの撃ち合い現場でのジョークの応酬って、どうも私には肌に合わず
ハリウッド映画だと違和感ないんだけど。
「あぶない刑事」とかも苦手だったんで、これもダメかも
ストーリーの先もあまり興味もてないし
小栗くんと水嶋くんはなかなか頑張っている感じなんだけどね。

「おひとりさま」
仕事も私生活も充実している独身女性。
気楽な代わりに不安や寂しさもある……はずなのに、そういうところがスルーされてる気がする
「anego」のようなヒリヒリする切迫感がもう一つ足りないんだな~
こういうアラサー女性の機微を描くには、男性脚本家だと難しいのかも。

「サムライ・ハイスクール」
何かお手軽な感じで話が進み、しっくりこない……
三浦春馬くんがイタイ感じで魅力が出てない 城田優くんも。
ドタバタしてるだけに見えてしまった。

「ロメス」
空港防御システムって面白そうだと思ったんだけど……つかみの部分でその何たるかがあまりつかめなくて、どうでもよくなってしまった


その他
「ウェルかめ」
う~ん……「や~めた」という要素も特にないんだが、これといってのめり込む話でもなく
ただ、マイペースで風変わりな少年が出てきたときは急に面白くなった
その成長バージョンを誰がやるのかと思ったら、いかにも今時なイケメンの大東俊介くん……線が細い感じで、こんな地に足が着いた自分をしっかり持っている男の子とは違う~~、とガッカリしていたら、これが似合う、いい味出してる
上手いんだね、大東くん
なので、彼をメインに何となく続けて見ている。

「ターミネーター サラ・コナークロニクルズ」
映画のファンだったので見てみた。
でもどうも散漫な感じがして、途中挫折しそう。


パス

「オトメン」
深夜の分を見逃したので、まあ見なくてもいいかと。

「リアルクローズ」
香里奈の「ダサイ女」って、あまりに嘘くさくて見る気起こらず。


以上でした。

 


「私の中のあなた」 法廷物と思ったのは間違いだった

2009-10-26 17:16:54 | 映画マ~ワ行

11歳のアナは、自分の両親を相手取り訴訟を起こす。アナは白血病の姉ケイトに臓器提供するために作られた娘だったが、その為に犠牲となることを拒否するというのだった……

 

家族のために臓器提供をするのは当然だ――逆に言えば、それを拒否することは冷血極まりない、という通念。
でも本心では怖い。
そういう葛藤を描いた映画なのかと思っていた

ところがこれは、家族間の思いやりを突き詰めた映画なのだった

正直言えば、難病ものは苦手
そして、その思いやりを浮き上がらせるための闘病の生々しさも見ていて辛い
更に、CMのまずさ。
あれを見てしまったら「両親を訴訟」という衝撃的な行動の真実がバレバレ ラストは意外でも何でもなかった。

この映画を観に行ったのは、そういう訴訟に対してどんな闘いと反響が巻き起こるのか、というのが展開されると思ったから。
でもこれは法廷物ではなかったので、完全に思惑とズレてしまった。。。

ただ、誰かをどう大切に思うのか、という優しさ溢れる映画であることは間違いないです

 


日本シリーズは、日ハムvs巨人に決定

2009-10-25 00:42:03 | 野球

楽天、力尽きる…

駒全部出して、やるだけやり尽くした感あり。

最後は中1日の岩隈までも登場し。
…が、見事3ランを打たれて粉砕。
もう岩隈であれほど華々しくやられたら、かえってスッキリ。
遺恨も残らないわ~。

 

セは、序盤の谷のグランドスラムで巨人に決まり。
個人的にはその前の亀井のセーフティバントが好きだった。

 

というわけで、日本シリーズは日ハムvs巨人となりました。

どっちもどこから始まっても嫌なバッターばかりの打線。
ピッチャーがどうなんだろ。
日ハム、ダルは間に合うのかな?

来週土曜から。
楽しみだ。