ミュータントと人間の闘いを描くX-MENシリーズの始まり。ウルヴァリン誕生バージョン
「ニューヨークの恋人」で、ヒュー・ジャックマンに撃ち抜かれた私
でもX-MENシリーズは全く見たことがないので、観に行こうかどうしようか迷っていた。
そこで愛読させて頂いているブログの映画ライターまち子さんに相談。で、シリーズ未見でも全く問題なし、とお答えをいただき、意気揚々と観に行きました
○○○○○
大正解
ヒュー・ジャックマンファンの皆様。それほど熱烈ではなくても気になってはいるという方々。
観ましょう、絶対
葉巻くわえて木こりの力仕事をするヒュー。キャー
レトロなライダースジャケットを着て炎の中からバイクで飛び出してくるヒュー。ドヒャー
素っ裸で他人の納屋に忍び込むあやしい奴のくせして「寒いんだ」(当たり前)とか可愛いことを言うヒュー。うわわわーー
何なんでしょうか、この目をそらさせない男っぽさ。力強さ。吸引力。奥深さ。
何か、絶対的な安心感、圧倒的な安定感のある男性――「オトコ」とか「男」じゃない。「イケメン」とかでもない。そういう軟弱な響きが似合わない。野性味タップリでそれでいて紳士的で、ムキムキなんだけど色気があって
ストーリーは、ヒュー演ずるウルヴァリンが、凶暴化した兄や政府の組織に振り回され、愛する女性を失ったり、体を変えられる苦痛を味わされたり、悲しみやら怒りやらで悶々とします。
あの、シャキーンという凄い爪も、元は骨みたいだったのがこういう誕生なんだ、とわかるわけで。
ただ……まあ、ストーリー的には割と普通
あの兄キが何であんなに凶暴化したのか、なのにどうして途中急に味方になるのか、わからないといえばわからないし
でも、アクションもCGも迫力あるし、展開もスピーディで、あっという間の2時間でした。
で、エンドロールの後も見逃しちゃいけません。ふ~む、この人はこうなるのか。で、こっちの人はこう……って、シリーズファンの方はそもそもご存知なことだったわけですね、きっと
確かにシリーズ観たことなくても充分楽しめたんですが、その分続きがもう気になって気になって。この映画館の帰り道にレンタルDVDを探しに行ったけど……案の定、「X-MEN」は貸し出し中でした……
他にもこの映画、気になる男優陣が続々
兄キ役のリーヴ・シュレイバーも、憎まれ役のくせにその獣っぽい動きがカッコよし
島への案内役テイラー・キッチュも、素晴らしくハンサムで今後が気になる若手さん
あっという間に死んじゃったけど、ロストの彼ドミニク・モナハンも
個人的には、太っちゃったフレッド役のケビン・デュランドも好み……
いやあとにかく、近々必ずシリーズ全部クリアしたいと思います