筋書きのないドラマ、筋書きのあるドラマ

ロッテ戦を中心に、野球を好き勝手な視点から見るブログ

もつれたけど、延長でサブローが決着~(^O^)/

2009-06-30 23:17:29 | 野球

まずは竹原、今江でした。先発清水が何とな~くピリッとしない中で、この二人の先制、追加

でも野球の大好きな西武・ロッテの両チーム……長い試合が多い なんかもうロッテの試合はいつでもドキドキで、楽に観ていられないのよね~……。

井口のHRで駄目押しかと思えば大崎に追い付かれ、大松が決勝打かと思えば片岡のHRで再び同点にされ。そして延長戦へもつれ込み……

サブローの決勝3ラン ……勝ってよかった~

先週末、日ハムに3連敗せずに3戦目をどうにか取ったんだから、乗ってって欲しいと思ってた

明日からも勝ちまくりましょう

 

 あ、井口・サブロー・里崎の3選手、オールスター選出、おめでとうございます……正直ちょっと意外な感じもありますが 活躍を期待してます

 


法廷物映画3本 「ア・フュー・グッドメン」「英雄の条件」「陪審員」

2009-06-26 16:15:47 | 映画その他(二本以上)

法廷物の映画は、迫力と緊迫感があって大好き 日本の裁判と違って陪審員に対する演技力も必要なアメリカの弁護士は、アピールもすごい。

日本でも裁判員制度が始まったけれど、さて、日本の法廷もそういう感じになっていくんでしょうか……??

 

「ア・フュー・グッドメン」(1992年 トム・クルーズ、デミ・ムーア、ケヴィン・ベーコン、ジャック・ニコルソン)
キューバ海軍基地で若い兵士が死亡。検察側は二人の兵士の殺人罪を主張、だが弁護側は、秩序を乱した兵士に対する「コードレッド」と呼ばれる制裁=上官からの命令だと無罪を主張。だが弁護士は事前取引しか経験のない新米で、相手は最高指揮官の大佐。果たして勝つことが出来るのか……

軍隊では上官の命令が絶対で、殺人さえその範疇。実行犯は命令に従っただけで殺意はなかった……。そういうのってどう裁くのか、難しいだろうなあ 

一番悪い親玉の、「秩序を乱すと命に関わる」という、普通の常識では通用しない理由も、軍という特殊環境ならばある意味正しいのかもしれない……などとも思えるし

法廷でのやり合いが見物 特にジャック・ニコルソンを、プライドを刺激する心理戦で落とす辺りが迫力満点。

「24」でブレイクしたキーファー・サザーランドもちょい役ながら出てるので注目 まだこの頃はこういう悪役というかクセ役というか、そんなのばっかりだった気がする。

また、ケヴィン・ベーコンが珍しく悪役じゃないです。検察官。カッコイイです 「オブジェクション(異議あり)」が決まってました

 


「英雄の条件」(2000年 トミー・リー・ジョーンズ、サミュエル・L・ジャクソン、ガイ・ピアース)
中東イエメンでのアメリカ大使館包囲事件で大使館員救出の任に当たった海兵隊は、暴徒と化した民衆に向けて銃撃、一般市民に多数の死傷者を出す。発砲命令を出した男は罪に問われるが、かつての戦友に弁護を頼み……

どうしても海兵隊員一人に責任を押しつけたいアメリカ政府は、証拠を隠滅したり、証人を脅したりの画策しまくり そんな卑怯で理不尽で強大な相手に、あまり実績のないトミー・リー・ジョーンズが、説得力だけで大逆転、というのはちょっと物足りなかったかな…… 確定的な物証は結局なかったわけだから。

ただ、これも怖い話だと思う。戦場では命賭けで戦っており、相手が攻撃してきたら生き残るためには反撃するしかない。だけどそれが後で「武器を持ってもいない民衆だった」とされたら、そして体面を考えた国に見捨てられたら……。誇りも愛国心もズタズタだよね

相手方の弁護士がガイ・ピアース。これがエリートな感じで似合いすぎ。サミュエル・L・ジャクソンの軍人も、頼りなさげだが最後は頼りになるトミー・リー・ジョーンズも、みんなピタリとはまっていました

 


「陪審員」(1996年 デミ・ムーア、アレック・ボールドウィン)
陪審員としての出頭要請を引き受けたアニー。だが担当事件にはマフィアが関わり、他の陪審員達を説き伏せて無罪としなければ息子を殺すと脅される……

日本で裁判員制度が始まるに当たり、一番怖かったのがこの映画 果たしてこういうことが、裁判員に起こらないと言えるだろうかと……。もう始まってしまったけど、こういうことも充分考慮されてるのかと心配になる。

ストーリーは面白いです 主人公は平凡な母親だったのに、「有罪」意見多数の陪審員達にゴリ押しして「無罪」にひっくり返すとか、マフィアを利用して殺し屋を殺そうとするとか……息子のためならどこどこまでも強くなれるんだな~、と。

この頃は「ゴースト」の純愛イメージの強かったデミ・ムーアが、恐ろしく強くなっていく母を好演してました。アレック・ボールドウィンも不気味で怖くて見応えありです

 


読み応え満足 「オリンピックの身代金」

2009-06-24 16:37:35 | 小説

吉川英治文学賞作品。著者は「ガール」「空中ブランコ」などの奥田英朗さん。

私はこの方、初読だったんですが、すごく満足しました。他の作品もぜひ読んでみたいと思います。

東北の貧しい村出身の東大生国男は、義理の兄の死をきっかけに、彼の仕事だった末端の労働者になる。オリンピックを控えた東京の華やかさとは裏腹な地方の貧しさ、インテリとプロレタリアートの格差が身に浸みる。そして行き着いたのは、オリンピックを人質に国から身代金を奪うことだった……

奥田さんは1959年生まれだということなので、一応東京オリンピックの時にはお生まれにはなっているが、でも5歳。この本に書かれている詳細な当時の景色や環境をおぼえてらっしゃるわけではないと思う つまり綿密な調査の上で書かれているのでしょう(巻末の参考資料の数はものすごかった)。当時の雰囲気や時代背景、地図まで浮かんできそうな描写のすごさ

構成も凝っていて、起きた事件が先に描かれ、時間が戻って主人公のそこまでの状況や心境が書かれるというのがちょこちょこ繰り返される作り 最初は全体像がつかめなかった私は、何だかわからず進まなかったが、そこがわかってくると読書スピードが加速した もう最後まで一気

国男の欲のない身軽さ頭の良さ、相棒のおやじとの不思議な信頼関係、刑事とのスリリングな戦い……面白いです 引き込まれてのめり込んじゃいました。ラストは……ちょっとあっさりだったかも

しかし、結構分厚い2段組のハードカバー。なので時間がかかってしまい、図書館期限オーバー。一度「200人待ちなので早く返して下さいね~」とクギを刺されたのだが……待ち行列だったみなさん、ごめんなさい

次は奥田さんの本、買ってゆっくり読んでみようと思います


有終の美? ロッテ交流戦最後の勝ち方にホッ

2009-06-22 21:08:11 | 野球

ヤクルトに惨敗、惜敗と2連敗し、巨人にも俊介がまさかの5失点…

ああもう見てられない…と思ったけれど、交流戦最終試合はやってくれました

直さん、ナイスピッチ タケ、ここぞというときによく打った やっぱ戻ってくると何か変えてくれる西岡 井口、今江のHRも貴重

追い上げられても突き放すことのできた打線と、とにかく締めてくれたブライアン(巨人鳴り物入りの新人に、つけいる隙与えなかったし

昨日は胸のすく思いでした。交流戦は9勝12敗3分けという結果ですが、昇り調子の兆しということで、有終の美としませう。

パの戦いに戻る金曜からも、こんな感じの試合が見たいな~

今後のキーは西岡つよぽんかな~。しばらくいなくて久々に出て来たら、その存在の大きさ、ありがたさがマザマザ 今後は怪我しないでね

 

 


交流戦はソフトバンクが連覇

2009-06-17 17:40:49 | 野球

ロッテの交流戦トップ奪回はなりませんでした……

ただこれで交流戦が始まってから、5年連続でパリーグの優勝。人気の面で後れを取るパの意地とかいう人もいるけど、そういう問題でもない気がする

昔は「人気のセ、実力のパ」とか言われてたけど、今じゃパリーグの方が名物選手が多いようにも思うし、WBCではパリーグの選手も目立っていたものね~

交流戦もあと少し。
その後は普通のリーグ戦に戻るわけですが。

正直言って、弾みのついたソフトバンク、イヤです~
現在打率2位の長谷川。いい場面で打ちまくっているオーティズ(ロッテに返して~~)。帰ってきた多村、松田。髪を切った()本多。打撃陣は、昨日岩瀬も打たれてしまったくらい乗っている

投手陣に怪我人が多く、抑えの馬原がイマイチ。
つけいる隙と言えばそのくらいでしょうか……

ロッテの投手力なら彼らを沈黙させ、このところの好調な打撃でその隙をつける……そう信じたいものです

とにもかくにも、今日明日のヤクルト戦と週末の巨人戦。交流戦最後は4連勝で終わりたい


あ、とりあえず、ソフトバンクの皆様、おめでとうございました