「冬ソナ」が、肌に合わなかった。その後遺症で、アジアのドラマ・映画をすっかり敬遠するようになってしまっていた
でも、この作品はあちこちでいい評判を聞く。思い切って苦手意識を越えて見てみた。
――はい。食わず嫌いでした。なるほど。かなり面白いです
特に1(2002年)。マフィアに潜入する警官と、警察に潜入するマフィア。そのあれやこれやの駆け引きが、息も付かせない緊迫感で、ものすごい見応え。
中でもトニー・レオンがいい! 疎い私でもさすがに名前は知っていた大スター。存在感と悲壮感が抜群。そしてめちゃめちゃカッコイイ
……ただ、所々石田純一に見えちゃって仕方なかったのには参ったけど(トニーファンの方、ごめんなさい) 他にも香川照之だったり佐野史郎だったりさだまさしだったり松下奈緒だったりが……(誰が誰とは言いませんが
)。
ハリウッドでリメイクされた、レオナルド・ディカプリオとマット・デイモンの「ディパーテッド」(2006年)も未見なので、見よう、と決めました(^O^)/
2(2003年)は、若かりし頃の二人のお話。青年役のお二人、共に超イケメン過ぎて、途中までどっちがどっちかわからなかったわ(*_*)
でも、後にマフィアのボスになるサムの、怖さとおちゃめが混ざり合ったようなキャラの俳優さん、よかったな~ エリック・ツァンという方、有名なんでしょうか。
3(2003年)は、警官に成り切ろうとした潜入マフィアの悲しい結末。1での出来事や裏側が、回想で今と繋がってくる凝った構成。これがかなり入り組んでいて、ちょっとわかりづらかったけど
殺伐とした中で、ヤンと精神科の先生とのやり合いが、ほほえましくてホッとできる トニーと張り合うアンディ・ラウも、渇いた悲しさみたいな渋さがよかった
BSで3夜連続で放映された3部作。おかげでアジアものに対する苦手意識が一気に払拭
今後もそういう作品に出会えるよう、BSに期待、です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます